ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

森田知事大活躍!?~『惑星大戦争』~

2009-10-16 17:09:53 | 映画系
惑星大戦争 [DVD]

東宝

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デアゴスティーニから「東宝特撮映画 DVDコレクション」の定期購読の手続きしたんで、発売まで待てばいいんですが、ワタクシ、今「東宝特撮」のマイブームでござる。

で、フライングレンタルしたのが『惑星大戦争』!

今なにかと話題の千葉県知事”森田健作”主演のSF映画!!!!

しかもヒロインは”浅野ゆう子”。

それから池辺良とか、沖雅也とか、大滝秀治とか無駄(とかいうな!)に豪華なキャスティング。

アオレンジャー(ゴレンジャーね)とか、キリヤマ隊長(ウルトラセブン)とかも出てて特撮成分も満載!

期待とそれをはるかに凌ぐ不安を胸に再生ボタンをポチっと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

なんだろう、この意外に面白いじゃんていう感想は・・・・・。

もっとグダグダかとおもったら(いや、まぁグダグダなところも多々あるんですが)、普通に見れた。

確かに次々につっこみどころが出てくるもんだから前のつっこみどころ忘れてしまうぐらいなんですけどね。

特撮とかセットとかそんなに質が高いワケでもないし・・・・。

なんでだろ?

デキの悪いこほどなんとやらってヤツですかね?

正直もっと”ネタ”になると思ってたんですけどね・・・・。

ブログ的には”おいしくない”作品でした。


中身について少し触れておきます。

話はスターウォーズというより宇宙戦艦ヤマトという印象。

地球に宇宙人が侵略してきてそれを迎え撃つ王道的ストーリー。

地球の切り札は東宝特撮ではお馴染み”轟天”。

宇宙戦艦なのに先端には巨大なドリルがくっついてます。

なんに使うんだ?(一応最後にわかります)

敵異星人は緑の肌。まるでヤマトやん。

敵にチューバッカっぽいヤツが出てきますが、この着ぐるみが最悪。

動きも斧をゆっくり振り下ろすだけ・・・・。

でもなぜか光線銃があたらない!←ココは大爆笑!

敵宇宙戦艦との最後の戦いは東宝お得意のミニチュア撮影なんですが、イマイチ迫力に欠けるというか、動きがノロイ。

森田健作以下の隊員の服装がブルースリーの黄色のジャージみたいでかっこ悪い。

敵につかまったときの浅野ゆう子の服装がエロダサイ。

肝心の艦長役池辺良は最後までセリフ棒読み。

と、見所満載でした。

でも、話がすごくわかりやすい!

世界設定に難しい設定もないし、SF作品にある”科学用語満載”なんていう独特のとっつきにくさもなく

宇宙人が攻めてきた⇒超強い武器で対抗⇒ヒロインが捕まる⇒主人公がヒロイン救出⇒一度はピンチ⇒艦長しか知らない秘密兵器で敵撃破

というとってもわかりやすい展開。

誰にでも見られるという意味ではとても良い”娯楽映画”なワケですね。

放映されたのは1977年、海の向こう側では『スターウォーズ』がブームになり、日本でも『宇宙戦艦ヤマト』のおかげでSFなんかがブームになっていた頃です。

まぁ、そのいいとこどり+轟天という安易な設定で映画をつくったことは否めないんですよね。だから世間の認識もいいものとはいえないですね・・・。

でも、正直中身を見てみるとそんなにキライになれない作品だったりします。

旧作100円レンタルとかやってるうちに見てみたらどうでしょう。

でも、見るときは絶対に期待しないでください。

森田健作/さらば涙と言おう


劇中の森田健作知事の髪型が気持ち悪いんだよな~。

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