風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

郷の冬、懐かしい学校

2017-01-03 | 母のこと
里帰りの途中、奥伊勢湖のブルーに魅かれ車を停めた。

水量が減り、乾いた湖底を歩くことができる。
冬の日差しに輝く水の色は最高!

桜の芽が膨らむ春も遠くない、
そんな感じの暖かいお正月です。


日頃、部屋の中にばかりいる母を誘ってお散歩、
懐かしい学校の跡地、校門の石段、門柱が残っています。

登ってみると、何もない明るく広い庭、
ここに小学校の木造校舎があって、
少し湿っぽかった裏庭が思い出される。

振り返った校門の隣の銀杏の木は、
短く切られていたが健在、元気な枝を空に伸ばしています。

でも、ブランコのそばにあった桜は・・・


中学校の跡地は町の施設に変わって、

小高い所は体育館のあった場所、
小さい校舎にあふれるほどの生徒がいて、
狭いグラウンドを取り合うようにクラブ活動をしていた日々、
「テニスコートはどのあたりだったかな?」
目印も残っていないほどに変わっている。

97歳の母との帰り道、

「あかんわ、早くあるけんわ」
「杖も無しで歩けるだけで充分やん」

影法師が伸びはじめた、山の日暮れは早いね。
静かな郷、道路が広い。
コメント (2)
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