丹生の大師さん「丹生山神宮寺成就院」(多気郡多気町丹生)の
県下唯一、木造建築の回廊が台風21号により崩壊」のショックなニュース。
あの情緒ある回廊が見られなくなるとは思いもよらなかった。
護摩堂から大師堂への情緒ある回廊が大好きでした。
こんな悲しい光景になってしまうとは、憎き台風です。
今年の1月21日初大師の写真です。
こんなに素敵な回廊だったのに・・・
回廊の中は階段になっていて、母が這うように回廊を登って
お大師さんにお参りしたのは4年前の秋だった。
その昔は、石段で少し湿っぽい感じが古い時代を思い起こさせてくれたのです。
今日は、こんな悲しい姿を見るのが目的ではなかったはず、
先週、仕事で丹生に訪れた時のこと、
お客さまと西村彦左衛門さんの話になったのです。
お大師さんの仁王門が全面改修されることになり、
その費用を彦左衛門さんの子孫の方が出資くださるとか、
11月から取り壊し工事のかかることを聞いたのです。
雨の夕暮れだったので、
「お天気になったら、また来ますね」と話した矢先でした。
享保元年(1716年)300年の時を経た仁王門です。
風雪に耐えてきたこの渋さも捨てがたいです。
阿吽像もしばらくお引越しですね。
2019年10月21日の秋の例大祭には新しい仁王門完成の予定です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます