「地域の画家・絵本作家作品展(5人展)」
作品展開催初日、たくさんの方に来場いただきました。
青空と葉を落とし始めた木々に囲まれた小さい町の公民館。
お隣の保育園児たちが来てくれました。
絵の前で飛び跳ねながらの鑑賞です。
動物の絵本にも興味津々、
コマヤスさんにお礼の絵を描いてくれてます。
午後は幼稚園からのお客様、みんなでお礼の絵本を制作中。
田中豊美さんの動物図鑑が人気、
幼稚園に購入していただくよう園長先生にお願い、
「DVDもついていて良い本ですよ」と㏚、小学館の回し者?
続いて小学校から5,6年生の来場です。
真剣に作品の感想を記入しながらの鑑賞、
さすが高学年ですね。
野呂昇さんの絵も人気がありますね。
一人の女の子が「私、この絵が一番好き!」と伝えに来てくれました。
我が家に飾っている「森の番人」です。
小学生には、この場所に旧小学校が建っていた頃のお話をさせていただきました。
戦争でお父さまを亡くされた田中豊美さんがこの場所で育ったこと、
この周りの山でお風呂を沸かす薪を集めたこと、動物を追いかけたこと、
「小学館図鑑NEO新版」には田中さんの絵が433点描かれていることなど。
この図鑑は自分で持っている子がたくさんいましたが、
その標本画を描いたのがこの町の先輩だと知る子は一人もいなかったのです。
子どもも先生も驚きの声をあげて、改めて図鑑に見入っていました。
私の一番の目的は、昇さんと田中さんの絵を同時に見たい、
そして子供たちにこの町の偉大な先輩のことを伝えていきたい。
二つの夢がようやく叶いました。
この作品展を開催していただけたことに心から感謝です。
田中さんへのメッセージ、「みんなの感謝の思い届け~」
グラウンドゴルフ仲間が友人を誘って来てくれます。
ご近所さんが田中さんの写真に遠い日を懐かしみます。
誰もが思わず「わぁ~、これって絵なの?」と声をあげてしまう。
小さい町からこの感動の様子を田中さんに届けたい!
「スマホもネットも使ってないんですよ」と田中さん。
後日の郵送しかないですね。
年代を超えたお客さん達
開催できてよかったですね
「見逃がしたらもったいないから」と
同伴者を変えて二度三度と訪れてくれる人、
会場で懐かしい人との再会、ミニ同窓会、
笑顔あふれる展示会となりました。