日本さくらそう、やさしくひそやかに。

日本さくらそうが可愛い花を開き始めた、
柔らかい葉のみどりの中に、すらりと茎を伸ばし
やさしく咲くという感じ。


昨年、Yukiちゃんに頂いた鉢から株分け。
枯れた根っこみたいな状態だったから、本当に芽が出るのか心配だったけど
こんなに元気に育ちました。
主張してないのに目を引く存在です。


こちらは頂いた鉢、２倍に増えちゃった。　


こちらは西洋さくらそう、あふれんばかりの花、
咲き初めの頃はもう少し色が濃かったのですが。
もう種を付けはじめました、
来年もこのこぼれ種であちこちにたくさんの芽を出します。

アスパラガス、ニョキニョキ

畑の隅っこで芽を出しているアスパラガス、
華やかな菜の花に目を奪われていて気がつかなかった。
　



５０センチ位まで伸びてしまったものがいっぱい、
若い株だから収穫は控え目でちょうどいいかな、


今日は３本だけ、湯がいて温かいうちに食べるのが好き、
甘くて美味しいアスパラガスです。


初めてグリーンアスパラを食べたのは、４０年位前、
函館の友人を訪ねた時、食卓に出たのが最初、
あまりに私が喜んだものだから、その後わざわざ送って頂いたり。
アスパラガスは缶詰の白い物しか知らなかった懐かしい時代の思い出です。

ムスカリ、色いろ

ムスカリは元気にどんどん増えていきます、
今年は新しい色を追加、やさしいブルー、
これもたくさんに増えてくれるとうれしいのですが。



　
少し小ぶりの白、これもかわいい、


濃い紫の変わり種、葉っぱも小さいチューリップみたい、




孫ちゃんと球根を植え付ける時、「宝かくし」と呼んでいます、
「どんな花が咲くのかな、いっぱい隠しとこ」と楽しそうに植えてくれました。
ムスカリはおままごとの「ぶどう」として大活躍、
まもなくきれいに摘み取られてしまうでしょう。

先月はクロッカスがかわいい花を付け大喜び。
隠した宝はまだいっぱい、これからのお楽しみ。

たけのこ、ビン詰め保存。

今日も筍掘り、ご近所やお友達に届けているのですが、
掘り損ねた形の悪い物や、小さいものがたくさん出てしまいます。

そこで、保存用ビン詰めをたくさん作っています、
おせち用にと年末にプレゼント、これが結構喜ばれます。
塩漬けじゃないからすぐ使えて便利です。


掘りたてをすぐゆがいて、米ぬか、たかの爪を入れて１時間あまりグツグツ、
そのまま冷めるまでおいて、水にさらすこと一晩。


形の良いのはよそ様へ、後は使う形に細かく切ってしまいます。
残り物だけど、穂先の柔らかい良い部分がほとんどです。


熱湯消毒した保存ビンにぎっしり詰め込んで、水をいっぱいまで入れます。
ビンの蓋は軽くしめるくらいで、ビンの肩までくらい浸かるお鍋で４０～５０分グツグツ。
これでビンの中の空気が抜けていきます。


やけどに気を付けて、しっかりビンの蓋を閉めます。
今度はビンを寝かせて、約３０分煮沸、これで完成。

常温保存で大丈夫、わが家はキッチンの下に置いています。

筍の季節に合わせたように、木の芽（さんしょう）が葉を拡げてきました、
大きく成長した木ですが、雄木なのか実が生らないのが残念。

すみれ、自然の中が似合うけど

野山にすみれの花を見つけると
「山路きてなにやらゆかし菫草」芭蕉の句が浮かぶ。

陽の射さない木の下、落ち葉の中から
小さい灯りのように可憐な花を咲かせるすみれが大好き。




わが家の庭にもすみれが顔を出す、
「すみれは雑草じゃないから抜かないで」と大切に育てています、


山から連れ帰った「タチツボスミレ」
栄養が良すぎて素朴さが失われてしまった。


今年は白い花も現れました、「アリアケスミレ」かな。


ほとんど土の無い石積みの間からも、
かわいいけど生命力はすごい。