市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

コロナの影響が、学校給食にも。

2020-10-16 | 教育
このところ、学校給食について複数の方から
「量が少ない」「品数が少ない」という声を伺うことが何度か続きました。
自分の子どもが学校に行っていないと、こういうことには気付きにくいものです。
とりあえず献立表を何カ月分か遡って調べてみました。
すると、6月の献立表にこんなお知らせが・・・

【当面は新型コロナ感染症対策のための献立を提供します】

*給食費に関するお知らせ*
配膳時の感染リスクを低減するため、配膳品目を変更しますが、栄養価を満たすため食材を工夫し、使用しますので、給食費の変更はありません


知りませんでした。
コロナの影響が、学校生活のこんなところにも及んでいたのですね!
品数を減らした分スープなどを具沢山にして、カロリーや栄養価は変わらないということですが・・・
そうすると、見た目に少なく感じるだけなのか?
この辺は感じ方の個人差もあるでしょうから、なんとも判断がつきません。
教育委員会に尋ねたところ、コロナが落ち着くまでこの措置は当面続けるとのことでした。

因みに、給食の食材料費は1食あたり中学生が303円、小学生が257円。
このお値段でバランスの取れたメニューを考え食材を調達している、栄養士さんはじめ現場の皆さんのご苦労は相当なものだという事は、間違いなく言えるでしょう。

給食と言えば、
コロナによる休校で給食も無くなったことで、家庭での子どもたちの昼食代の負担が問題になったり、「給食が唯一まともな食事」という家庭環境の子供たちの栄養状態が懸念されたり。
給食費の負担の問題や未納問題、アレルギーの問題、地産地消に食品ロス・・・
給食から映し出される課題は結構たくさん。
生きる力を育む「食育」に通じるだけに、奥が深いテーマだと思います。


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