東北地方の要衝、宮城県です。東北一の都市仙台やその周辺自治体では人口増加していますが、
自然災害のあった場所を中心に人口減少が見られました。
※赤字 市→町への降格自治体、橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体
青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体
市の基準=30000人 町の基準=5000人
昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること
2020年 2015年 人口増加率(減少率)
1 仙台市 1,096,704 1,082,159 1.344
2 石巻市 140,151 147,214 -4.798
3 大崎市 127,330 133,391 -4.544
4 名取市 78,718 76,668 2.674
5 登米市 76,037 81,959 -7.226
6 栗原市 64,637 69,906 -7.537
7 多賀城市 62,827 62,096 1.177
8 気仙沼市 61,147 64,988 -5.910
9 塩竈市 52,203 54,187 -3.661
10 富谷市 51,651 51,591 0.116
11 岩沼市 44,068 44,678 -1.365
12 東松島市 39,098 39,503 -1.025
13 柴田町 38,271 39,525 -3.173
14 利府町 35,182 35,835 -1.822
15 亘理町 33,087 33,589 -1.495
16 白石市 32,758 35,272 -7.127
17 大和町 28,786 28,244 1.919
18 角田市 27,976 30,180 -7.303
19 美里町 23,994 24,852 -3.452
20 大河原町 23,571 23,798 -0.954
21 加美町 21,943 23,743 -7.581
22 七ヶ浜町 18,132 18,652 -2.788
23 涌谷町 15,388 16,701 -7.862
24 松島町 13,323 14,421 -7.614
25 丸森町 12,262 13,972 -12.239
26 南三陸町 12,225 12,370 -1.172
27 山元町 12,046 12,315 -2.184
28 蔵王町 11,418 12,316 -7.291
29 村田町 10,666 11,501 -7.260
30 川崎町 8,345 9,167 -8.967
31 大郷町 7,813 8,370 -6.655
32 色麻町 6,698 7,238 -7.461
33 女川町 6,430 6,334 1.516
34 大衡村 5,849 5,703 2.560
35 七ヶ宿町 1,262 1,461 -13.621
市=14 町=20 村=1 合計=35
市→町=1 町→村=1
新枠組み 市=13 町=20 村=2
震災のあった沿岸部の人口減少は緩やかになってきた。
特に女川町は、駅前を中心とした商業の復興が進み人口が増加に転じた。
中村雅俊の生まれ故郷で度々町を訪れ応援しているようだ。
石巻と結びつきが強いが原発マネーで財政には困っていないので合併には消極的。
2019年の豪雨被害が大きかった丸森町が宮城での人口減少率ワーストに。
先日の地震で、丸森町や角田市などを通る阿武隈急行が再度運休となり
さらなる人口減少が心配されるところ。
その角田市は唯一の町降格自治体となっている。
前回紹介時は、町だった富谷市。ついに昇格を果たしたが人口増加率は鈍化していてこれからが正念場か。
栗原郡の9町1村の合併により平成に新設された栗原市。
市の中では、人口減少率が最大に。
2007年にくりはら田園鉄道が廃線に。
2008年に宮城内陸地震、2009年は北朝鮮のミサイル通過。
2011年は台風、2012年は、大雪と合併してからは災害などが相次いでいる。
菅原文太、みなみらんぼう、高橋ジョージ、宮藤官九郎、狩野英孝など芸能人を多く輩出。