「就学相談会」から「子どもへの贈り物」説明会へ(4)
《映画・いろとりどりの親子》
きっかけはこの映画の感想だった。
映画は面白かったが、「そこは、訪ねたことがある」という感覚がした。
原作は《治療すべきものと祝福すべきものの境目はどこにあるのか?》がテーマらしい。
「自分の《違い》を受けとめてくれなかった親」を知る旅。
「「違い」を受けとめられなかった親と、「ふつう」を受けとめてもらえなかった子ども。
でも、親子に焦点を当てすぎると、子どもの「であう」が背景に沈むと感じた。
例えてみれば、「いろとりどりの」は、「就学相談会」の世界だった。
たぶん私はつづきを探している。
つづきは、「子どもへの贈り物説明会」かな。
でもどうやって探したらいいのか。
どうしたら見つかるのか。
映画には、「はじめから問うことなく、無条件に出会う親子」も映っていた。
親と子。どちらも、影響し合う。
どこから焦点を当てるか。
贈り物を贈る親。受け取る子ども。
贈り忘れた親。受け取れなかった子ども。
「この子と一緒に死のうと思った」という親と、その気配のなかで生き延びた子ども。
「この子の一番かわいいところ」を「いっぱいあって書ききれない」という親と、その気配は違う。
さてと。(/・ω・)/
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