ワニなつノート

「就学相談会」から「子どもへの贈り物」説明会へ(3)


「就学相談会」から「子どもへの贈り物」説明会へ(3)



「ふつうの生活を子どもに贈る」。

では、その贈り物を、子どもはどんなふうに受け取るか?



《ケース:なっち》

なっちは、自分の「ふつう」を、どうやって受け取ったのか? 

12年余りの年月をかけて。
暮らしを通して。
出会った人を通して。


見て、聞いて、確かめて。
だめと言われても、どうしても確かめたくて、やってみたくて、怒られて。


試して、怒られて、怒られ方の違いを見極めて。
懲りずに試して、また怒られて、たまにほめられて。


怒られすぎた時には慰めてくれる人もいたり。
誤解されたり、理不尽な目にあったり。

でも見ていてくれる人がいる。
認めてくれる人もいる。


なっちの「ふつう」は、なっちのなかにある。
なっちの「主体感覚」が、「なっちのふつう」のはじまり。


その子の「ふつう」は、その子のなかにあるものだが、いわゆる「能力」とは別物。

その子のなかにある、その子の主体感覚が、「その子のふつう」のはじまり。
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