ワニなつノート

すり替わっている話(その1)


すり替わっている話(その1)


《自尊感情の喪失》



障害者の自立の支援、就労の支援、性の支援など、とにかく「支援」の本があふれている。

そして支援の必要性が語られる中で、支援の「難しさ」として、自尊感情の低さ、自信のなさ、コミュニケーション能力の問題、こだわり、発達障害の特性等が上げられる。

だけど、話はいつもどこかですり替わっている。


「自尊感情の低さ」「自己肯定感の低さ」が言われるとき、それが「障害」に付きもののように表現されているけれど、「障害」がいつも「自尊感情」を奪い去る訳ではない。


「自尊感情の喪失」の本質は、障害に付きもののように語られる「表現」の山に埋もれてしまっている。


(つづく)
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