このウバユリの種子は弱い風では飛ばず、強い風が吹くと飛ぶ仕組みになっているという。
種子を遠くへ飛ばす為だという。
石川の植物様には
ウバユリの語源について、
牧野日本植物圖鑑(北隆館)では、「花ノ時、歯(葉)既ニ無シトテ之レヲ姥に譬ヘ此称ヲ得タリト云ウ。」と紹介されています。
一般には、この説が通っていて、分かりやすく、「花が咲くとき、すでに葉(歯)がないというしゃれからつけられたという。」・・・
また、
ウバを「姥」ではなくて、「乳母」と解釈して、「大きな葉は(乳母として)植物全体と花を育てるのが役目で、育てた花が開く頃葉が無くなることが多い。
つまり役目として育てた娘が花盛りとなる頃、葉(歯)が無くなる。したがって、乳母百合である。」という解釈がある・・・・
地方によってはウバユリの鱗茎からデンプンを取って「乳」の代わりに利用したとの話を聞きます。そして、「カタクリ」と呼ぶ地方もあるそうです。
これなどは「乳母百合」としての解釈に合います。
とある。