てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ジュウジチビシギゾウムシ

2020年02月19日 18時48分03秒 | 日記

 

 

 

 

 

最近、収穫がないので、あまり期待もしないでいつもの擬木の柵を見に行った。

すると、ゴマ粒ほどの動く虫を見つけた。初めて見るゾウムシだ。

調べてみると、ジュウジチビシギゾウムシだという。

皆さんの写真を見ると、4月、5月ごろの観察が多いようだ。

東京23区内の虫 2様には次のようにある。

体長2.0~2.8ミリほどのシギゾウムシの一種。コナラやカシなどの生える雑木林で見られる。
外見が酷似する近似種が複数いるが、東京都本土部昆虫目録には本種の他にエサキチビシギゾウムシ(Curculio esakii)とレロフチビシギゾウムシ(Curculio roelofsi)の記録がある。3種を比べると、体長はほぼ同じだが、レロフチビシギゾウムシは上翅の真ん中にある白帯紋が横断しない。エサキチビシギゾウムシは体色が明るめの茶褐色で、口吻と脚部は赤褐色。ジュウジチビシギゾウムシは体色が黒~黒褐色で、口吻と脚部は黒い。

 

 


フキタンポポ

2020年02月19日 10時55分33秒 | 日記

 

薬用植物園にて。

 

原産は中国ヨーロッパ。日本へは明治時代に渡来した。

花期は1〜3月。タンポポに似た黄色い花を咲かせる。また、開花後に出る葉がフキに似ていることが、フキタンポポの和名の由来となっている。

蕾は款冬花(かんとうか)という生薬で、鎮咳去痰作用がある。欧米でも古代ギリシャ時代から薬用として用いられてきた。しかし、近縁種であるキオン属同様に肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドを含んでいることが判明した[1]ため、ドイツでは発売禁止となった。

等とある。