てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

アカアシノミゾウムシ

2020年02月07日 22時04分38秒 | 日記

 

この虫のいない時期に、ケヤキの樹皮の下で初めての虫に出会った。

前にも撮ったことのあるヤドリノミゾウムシだと思ったが確認してみると、これはアカアシノミゾウムシだという。

 

     

     2017年12月16日に撮った、ヤドリノミゾウムシ。

     

     

ヤドリノミゾウムシの謎

    初夏、ケヤキの葉にこぶ状の虫えいができるが、これはケヤキヒトスジワタムシ (アブラムシの仲間) が作ったもので、

   ヤドリノミゾウムシはこの中に産卵するというのである。

   その幼虫は虫えいの内壁を食べ、アブラムシは死んでしまうようだ。つまり虫えいを乗っ取りその中でぬくぬくと育つ寄生者である。
   なるほどヤドリノミゾウムシだ。

   虫えいの中は安全で餌もある。自分で作れなければ、人の虫えいを奪うというわけか?

   他にも、虫えいに寄生するゾウムシがいるという。


暖冬のシモバシラ

2020年02月07日 20時18分30秒 | 日記

 

 

 

今朝は気温が-3度になるというので、シモバシラ(シソ科多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる)の根に付く霜柱を撮ることにした。

気合を入れて出かけたのだが・・・結果は写真のような貧弱な霜柱しか撮れなかった。がっかり。

植物園の方に訊くと、シモバシラは2月になると水分を吸い上げる力がなくなるのだという。

傍にセツブンソウが咲いていた。

 

   2017年12月19日の朝に に同所で撮った、シモバシラに付いた霜柱。