言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

満員御礼国民集会で小沢一郎代表が政権奪還宣言

2013-03-09 06:48:53 | 言いたいことは何だ

満員御礼国民集会で小沢一郎代表が政権奪還宣言



昨日3月7日、池袋の豊島公会堂で国民大集会が開催された。


主催は「小沢一郎議員を支援する会」



テーマは


「小沢政治裁判の総括と新たな闘いへの出発」


参集した市民が会場に入り切れずに立ち見となる大盛況となった。


集会は三部構成で執り行われ、第二部には小沢一郎議員が登壇し、力強い決意を表明された。


小沢氏が登壇すると、会場は小沢コールがこだまして、市民の熱狂が渦を巻いた。


まさに、「新たな闘いへの出発」にふさわしい、画期的な大集会になったと言える。
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif

冒頭、小沢一郎議員を支援する会代表の伊東章弁護士が全体を総括し、今回の集会の意義を述べた。


小沢一郎氏政治裁判との闘いにおいて、「小沢一郎議員を支援する会」が果たしてきた役割、意義は限りなく大きい。


主権者である国民の自発的な行動、積極的な問題提起が、巨大な政治暴力の横暴に確実にくさびを打ち込んできた。


伊東章氏をはじめとする同会関係者のご尽力に心からの敬意を表したいと思う。


さらに、協賛団体を代表して、日本一新の会代表の平野貞夫元参議院議員が登壇された。


メディアが小沢一郎氏総攻撃の態勢を取り続けてきたなかで、元参議院議員、さらに小沢氏側近として平野氏が果たしてきた貢献は計り知れない。
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif

第二部に登壇した小沢一郎氏は、小沢コールで最高潮に達した聴衆の市民に対して、力強い、そして、敢然たる決意を明らかにした。


文字通り、素晴らしい演説であった。


集会に参加された政治評論家の板垣英憲氏が小沢氏演説の動画を公開されたので是非ご高覧賜りたい。


http://www.youtube.com/watch?v=w40QvwRP7YM



「日本の民主主義を守るために、熱い思いで支援してくれた皆さんのおかげで、国家権力を濫用し、日本の民主主義を否定し、小沢一郎を抹殺しよとした法務、検察官僚の企みを、打破することができた。」


演説の冒頭で小沢氏はこのように述べた。


小沢政治裁判は、小沢氏の人権を侵害する、極めて深刻で重大な人権侵害事案であるが、その意味はこれだけにとどまらない。


小沢氏が指摘するように、日本の民主主義を破壊する行為、日本の民主主義に対する攻撃であった。
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif


小沢氏は日本の現状について、次のように述べた。


「私が本当に心配するのは日本の民主主義そのものである。昨今の情勢を見ると、まさにいつか来た道のような状況に差し掛かっているとの印象をぬぐえない。


それは私たち日本人が真剣に考えなければならないことがらである。


国家権力を直接行使する検察、警察、国税等の権力者の意向と権力の執行が、彼らの思い通りにまかり通っているという日本の姿という現実がある。その結果として、国民の代表である政治家までもが、検察の鼻息を窺いながら政治活動をする以外になくなってしまう。


私はこのことを心配しているのであり、今回の問題を私一人の問題として終わらせたくないと思っている。


無罪判決を得た現時点で、これまでの検察等の横暴に対して訴えを起こしてはどうかとの声をいただき、その声に感謝しているが、そのような対応を取ることによって、この問題が単なる個人の問題に矮小化されて宣伝される危険が非常に大きい。


そんなことでごまかされてしまっては日本の将来はない。検察ににらまれれば、政治家だけではなく、すべての人が抹殺されてしまう現状。こんな社会を目指してきたわけではないし、国民も望んでいないはずである。」
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif


この認識の上に、これをどのように打破してゆくか。そして、どのように民主主義を実現してゆくかが語られた。


「日本に民主主義を実現してゆくためには、民主主義の方法、手続きを踏むことが必要である。


具体的に言えば、それは、主権者である国民の意思表示である選挙を通じる問題解決である。


昨年の総選挙では結果を出すことができず申し訳なく思うが、私自身の信念は一度も揺らいだことがない。


これからも、政治家として、そして日本人として、こうあるべきだとの道筋を一筋に追って頑張ってゆきたいと思う。」


「世の中はアベノミクスなどと言って浮いたムードになっている。もちろんその責任の一端は民主党政権を創った者たちの力不足にあり、大いに反省をしなければならない。


私も、いかに検察の妨害に遭っていたとはいえ、このようなぶざまな民主党政権で終わらせてしまったということは、本当に慙愧に堪えないし、国民の皆様には、心から申し訳なく思う。


しかし、だからと言って、このままで引き下がるわけにはいかない。」


これまでの総括と新たな決意の表明だった。
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif


さらに小沢氏は、世界情勢を分析して今後の展望を語った。


「世界情勢は政治面でも経済面でも、国民が考えている以上に深刻で厳しい。


このとき、日本はどうあるべきか。


国民を煽って、戦争への道を歩んでよいわけがない。


私は日本を救うため、国民の皆様のために、民主主義を確立する、その仕事を、全力を尽くして成し遂げなければならないと考えている。


シリア、イラク、アフガン、イランなどの情勢が報道されるが、もっとも危惧される地域は北東アジアである。この北東アジアがおかしなことになれば、世界全体が大混乱に陥るビッグバンになるだろう。


これを乗り越えてゆくには、主権者である国民を代表する民主的で強力な政治を実現しなければならない。」
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif


「私が、このままではだめだと自由民主党を離党してから20年が経過した。3年半前に、やっと政権交代が実現したが、それが残念な結果に終わってしまった。


しかし、日本国民がいまの安倍政権を心から支持しているわけではないことは、数字にもはっきりと示されている。


ただ、われわれがあまりにも非力であったことを否定するわけにはいかない。その反省を踏まえて、国民の暮らしと、日本の末永い安定と繁栄を作り上げるために、なんとしても、もう一度、もう一度、政権交代を実現しなければならない。


私も齢を重ねたが、何としてもこの大きな目標を達成するまでは頑張らなくてはならない。


現行の衆議院の選挙制度では、少数の得票で多数議席を確保してしまうことがあり、先の選挙では自民党が多数議席を獲得したが、このことは裏を返せば、いつでもまた、政権交代が実現可能であることをも意味している。


参院選まで数ヵ月であり、この間に何ができるのかをこの場では申し上げられないが、衆院の任期は長くても4年であり、次の総選挙での政権交代、政権奪還を目指して、全力で頑張りたいと思うのでよろしくお願いしたい。」
http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif


気魄に満ちた名演説であった。


集会の第一部では、これまでの「小沢一郎議員を支援する会」活動に参画してきた識者が一人ずつ登壇して意見を述べた。


第二部では山崎行太郎氏が司会進行を担当し、元衆議院議員の二見伸明氏が素晴らしい応援演説を行った。



また、石川知裕議員が駆けつけてスピーチを行った。


第三部では、前衆議院議員の三宅雪子氏が司会を務められ、生活の党所属の現職並びに前職の国会議員が新たな決意を表明された。


このなかの、第一部冒頭で、私が基調報告をさせていただいた。


動画映像がアップされたら、改めて紹介させていただく。


私の基調報告の内容は以下の通り。