不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

宇都宮さんが、細川さんの出馬でも、決して降りない理由・・

2014-01-17 06:56:19 | 言いたいことは何だ

TwitLonger




http://pbs.twimg.com/profile_images/378800000029068301/6e28794f24b73def2b9ed1dce2429b78_normal.jpeg

水野誠一 @SeiichiMizuno




15th January 2014 from TwitLonger


宇都宮さんが、細川さんの出馬でも、決して降りない理由・・

【ドンキホーテとバカにするなかれ!】(長文ですがお読み下さい)

今日、三人の民主党の前議員が僕の事務所に来訪された。
元大臣経験者を含む三人とも、以前から原発の継続やTPPに明確に反対してきた知見の高い議員だ。
来訪の目的は、予想通り、宇都宮さんを説得して、なんとか細川さんに一本化できないか?というお尋ねだった。

実は今週の頭に、数人の友人からの依頼もあり、我々夫婦も浅薄にもそれに同意し、ご本人に打診したことがあった。だが、まだ細川さんの出馬表明がされる前だったこともあるが、かなりしっかりとした意志を持って拒絶されたことを説明した。
たとえ表面的な政策面で合致したとしても、人格や倫理観の違いがあることが、最大の理由だと思う。それはかつて宇都宮さんが弁護団長を務めて、当時新進党だった細川さんと対峙した「オレンジ共済事件」にまで遡るようだ。
政治というものは、政(まつりごと)だ。
勿論、国家と国民の利益と幸福の為に行う行為だが、正義観と倫理観を持って神の前でも恥ずかしくない統治を行うことである。それこそが国家の品格を形成することであり、その判断には明確な倫理観を伴うことこそが最重要な条件になる。
細川さんに纏わる過去の不祥事のすべてにおいて彼に非があったとは思わないが、その説明はなんとも不十分なものであり、当時被害者の代理人だった宇都宮さんには、到底納得できなかったようだ。

こうした人々が宇都宮さんに出馬しないでくれと頼む最大の目的は、なにが何でも脱原発派が勝利をして、自民党の暴走に歯止めを掛けるためには、票の分散を防ぎたいということだ。
それもよく分かる。なにが何でも勝ちたいのは私とて同じだ。
だが、それが細川さんなのか、宇都宮さんなのかは、現時点では誰も分からないのではないか。常識で言えば、前回宇都宮さんを支持した人が細川さんに雪崩を打っているようだし、細川優勢と思うのだろう。
だから宇都宮さんを「自己満足だ」「愚か者だ」「自分勝手だ」「ドンキホーテだ」などと言う人も少なくない。

だが、間違ってはいけないのは、この二人はお互いが敵同士ではないということだ。
敵は自民党の支持を得ながら、ありがた迷惑を装っている、票のためなら自説を曲げて「ずっと前から脱原発と言ってきた」などと平気でウソを吐く候補者ではないか?
この二人が足を引っ張り合って「争う」のではなく、正々堂々と正しい政策を「競う」ことで、ワン・ツー・フィニッシュを目指せば好いではないか。

前回の選挙で、世相を評論する文化人候補だから悪いことをしないだろうと前知事を選んだ434万人もの人々が、その期待を見事に裏切られたことを忘れずに、今度は自分の頭で考え、自分の目で確かめて、人間として真に尊敬でき、倫理的に正しいと思える人を選ぶべきだろう。偽りの人格やウソは直ぐにばれる。三ヶ月で天国から地獄まで堕ちた先例から何かを学ぶべきだろう。
そしてたとえ万が一、脱原発の候補者が知事になれなかったとしても心配はいらない。そのふたりの総得票数が圧倒的に多ければ、必ず安倍内閣の暴走に歯止めを掛けることになる。

宇都宮さんが妻(みどり)に言ったそうだ。
「結果を急いではいけません。法律ひとつ作るのだって何年も掛かるんですから」と・・みどりはこの言葉に泣いたそうだ。
2001年に静岡県知事選で、誇りを持ってドンキホーテを演じた経験から、私も言おう・・「この変革の時代にこそ、ドンキホーテの役割が実は一番重要なのだ」と・・
http://tl.gd/n_1rvrt32 · Reply
Report post (?)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇都宮健児さんという人

2014-01-17 04:19:15 | 言いたいことは何だ
< 前日本弁護士連合会長 宇都宮健児氏 67歳>...

【1946年、愛媛県西予市生まれ。熊本市内の中学、高校を卒業した。東大在学中に司法試験に合格し、中退。71年に東京弁護士会に登録し、2010~11年に日本弁護士連合会長。08年、派遣切り労働者を支援する「年越し派遣村」名誉村長を務めた。】

「石原都政以来の、福祉切り捨てや格差拡大路線から、都民が暮らしやすい東京に変えたい」

 石原慎太郎氏と、石原氏に後継指名された猪瀬直樹氏からの都政転換を掲げ、二度目の都知事選に挑む。目線は大企業や富裕層ではなく、社会の底辺で苦しむ弱者に注がれる。

 公約の一番に掲げるのは「世界一、働きやすく、暮らしやすい希望の街」。労働者を使い捨てにするブラック企業の規制を強化し、医療費や生活保護費など国の社会保障の引き下げ分を都でカバーする。特定秘密保護法や消費税の増税、改憲論議…。「安倍晋三政権の暴走にストップをかけ、東京から国を変える」とも意気込む。

 脱原発は重要な柱。東京電力の株主である都の権限を使って柏崎刈羽原発(新潟県)の廃炉を提案し、国が進める原発再稼働や輸出にも反対する。「子や孫だけでなく、人類や地球の未来にかかわる。無関心層にも問題意識を広めたい」

 東大一年の時、被差別で育った人の手記に衝撃を受けた。五十二歳の女性の文章は、すべて平仮名だった。「今の日本に、字を知らない人がいるなんて…」。この女性は学校に通うことができず、解放運動で習うまで文字を知らなかったという。自身、愛媛県の貧しい漁村で生まれて麦飯を食べて育ったが「もっと苦しんでいる人がいる」と知った。

 東大在学中に司法試験に合格し、弁護士会の相談窓口を担当して多重債務問題にかかわる。被害者の大半は困窮した低所得者。顧客にすることを所属事務所が嫌がり、担当し続けようとした自分自身が首になった。独立して多重債務問題のエキスパートとなり、宮部みゆきさんの小説「火車(かしゃ)」に登場する弁護士のモデルにもなった。

 請われて出馬した前回知事選。五十を超える勝手連が支援に集まったが、結果は次点に終わった。この一年間で百三十回の講演をこなし、知名度も上がったと自負する。「市民がイデオロギーを超えて手を組めば、発揮される力は掛け算で大きくなる」 (松村裕子)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/2014tochiji/list/CK2014011602000147.html

 

イメージ 1


1月16日 東京新聞
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする