アイオライト

本日の誕生石「アイオライト」は、
やや青みがかったスミレ色の透き通った石……。

「スミレ色」は、英語で「ヴァイオレット」。

「ヴァイオレット」と「アイオライト」。
この２つの単語、ちょっと似ていません？

共通する語源など、あるかもしれないと、
ザッと調べて（？）みたのですが、
何の根拠も発見できませんでした。

って、単なる私の感覚だけですもの。

苦しまぎれに言うならば。
アイオライトとヴァイオレットの「io」が、おんなじ～♪

m(_ _)m


■８月１０日の誕生石

　　　アイオライト　(Iolite)
　　　　　同一性

・英 名	：	Iolite
・和 名	：	菫青石（きんせいせき）
・モース硬度	：	７ － ７.５
・産 地	：	インド、スリランカ、タンザニアなど

アイオライト。
「海のサファイア」や「ウォーターサファイア」とも呼ばれる、
桔梗色（ききょういろ）や、青みを帯びたすみれ色の石。

ですが、見る方向によっては、
わずかに青みを確認できるくらいの透明な石でもあります。

一つの石でも、見る方向によって違う色に見える
「多色性」を示す石なのですね。

アイオライトという名前は、
ギリシャ語で「（青）紫」の意の「イオン (ion)」と、
「石」の意の「リトス (lithos)」に由来します。

アイオライトは宝石名で、
鉱物名は コーディエライト といいます。

コーディエライトという名前は、
フランスの地質学者 Cordier さんにちなんでいます。


海の色は、
海の中と空の色が、溶け合った色。

アイオライトは、その石の中に
水や波、晴れの日や曇りの日の色を、
ぜんぶ持っているのかもしれません。


★パワーストーン効果★
アイオライトは、霊的な能力を高める効果があります。
目標に向かうため、より良い道や方法を選択する
力強い味方になってくれるでしょう。


主な参考文献

・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
	（中央アート出版社・2007年）
・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
	（築地書館・2008年）
・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
	（日本ヴォーグ社・2007年）

　　　　
■８月１０日の誕生花　：　ルコウソウ、他
■８月１０日の誕生色　：　ハイドレンジアブルー
■８月１０日の誕生果　：　西洋無花果