カクタス・アメシスト

カクタスって何？

さっそく、goo辞書で調べてみました。
　　(1)　サボテン科植物を総称した英語名。
　　(2)　ダリアなどの花型の一。カクタス咲き。
とあります。

私は (1) の意味には馴染みがありますが、
(2) の意味は、初めて知りました。

「カクタス・アメシスト」という文字を見たとき、
私は、「サボテンのような緑色のアメシスト」かと、
まず思いました。

でも、違うみたいネ・・・


■８月２９日の誕生石

　　　カクタス・アメシスト　(cactus amethyst)
　　　　　変化

・英 名	：	amethyst
・和 名	：	紫水晶（むらさきすいしょう）
・モース硬度	：	７
・産 地	：	ブラジル、メキシコ、南アフリカ共和国など

カクタス・アメシスト。
小さな結晶が周りを覆っているアメシスト。

小さな結晶に光が反射して、きらきらと輝きます。

「カクタス」と呼ばれるのは、
もしかしたら、アメシストが採掘される場所付近に、
サボテンが生息しているから？

アメシストの細かなきらめきを、言葉で表したら、
「まるでサボテンのよう」というのが、
一番通じたのかもしれませんネ。


石英の中で、唯一“宝石”として扱われているアメシスト。
紫色は、微量の鉄イオンによるもの、と考えられています。


アメシストという名前は、ギリシャ語で
「酒」を意味する methy に、否定辞の a がついて、
「酒に酔わない」という意味になるらしい。

これは、「この石でできた盃で酒を飲めば、悪酔いしない」
とされていたことに由来するようです。

ギリシャの影響力は大きいなぁって、
改めて思ってしまいました。


砂漠地帯で、
太陽の光を存分に浴びて生き生きしているサボテン。

サボテンの中は、赤かったりします。
（うちわサボテンだけかもしれませんが。。）

カクタス・アメシストの小さなきらめきは、
まるで内部から湧き出てくるような光かもしれません。


★パワーストーン効果★
持ち主の隠れた魅力や才能を引き出します。
自分をアピールしたいとき、役立つ石。
また、前進する気力も沸いてきそうです。


主な参考文献

・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
	（中央アート出版社・2007年）
・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
	（築地書館・2008年）
・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
	（日本ヴォーグ社・2007年）

　　　　
■８月２９日の誕生花　：　ハナタバコ、他
■８月２９日の誕生色　：　ペールサルビアブルー
■８月２４日の誕生果　：　旭