アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

桃色珊瑚

2009年08月28日 | 誕生石
夜の7時半頃だったでしょうか。
我が家の電話が鳴りました。

「この時間に誰だろう? 何かの勧誘かな?」
などと思いながら、受話器を取ります。

「○○さんのお宅でしょうか?」 (○○は私の苗字)
と、丁寧な口調の中年男性の声が響いてきました。

ちょっといぶかしげに「はい、そうですが」と私が答えると、
「あのう、私は……」と、その男性は話し始めます。

電話の主は、近所のスーパーの副店長。

今日、私が買った品物の代金の計算が間違っていて、
多く払っていたとのこと。

2つ買えば割引きになるところ、
割引きされていなかったのでした。

電話で話ながらレシートを見てみると、確かにです。

   私も、レジでは気づかなかった……。
   3つで500円は、しっかりチェックしていたのにぃ。


副店長は、多くもらってしまったお金を返すため、
お詫びもかねて、わざわざ我が家へ来ると言います。

いえいえ、そんなぁ。
副店長みずから電話してくれて、
謝罪の言葉を伝えてくれただけで充分です。

明日、私が、買い物ついでに
サービスカウンターで、そのお金を受け取ることにしました。

ものすごい人気商品ではないにしろ、
あの商品を買ったお客は、私だけではないハズ。

私が通ったレジだけが不具合だったのかしら?
それとも、対象商品を買ったお客は全員、余分に支払った?


それにしても、おそるべし、ポイントカード!


■8月28日の誕生石

   桃色珊瑚 (ももいろさんご)
     いつくしむ愛

 ・英 名pink coral
 ・和 名桃色珊瑚(ももいろさんご)
 ・モース硬度3 - 4
 ・産 地日本、台湾、フィリピン、オーストラリアなど

桃色珊瑚。
まるで果実の桃のようなピンク色をしているサンゴ。

サンゴの歴史は、ヨーロッパ地中海から始まりました。
それがシルクロードを通って日本にも入ってきました。

8世紀には、日本にもサンゴが入っていたそうです。
19世紀後半になってから、日本のサンゴ漁が始まったとか。

ただ当時は、地中海のサンゴが真っ赤で、
日本のサンゴはピンク色だったため、
色が抜けた価値の低いサンゴだと思っていたそうです。

そのため、求められるままに、日本はサンゴを
たくさんたくさん放出してしまったのだとか。

地中海では、薄い色のサンゴにも人気が集まっていたため、
地中海の商人は、大喜びだったことでしょう。


赤でもなく白でもない、桃色のサンゴは、
広い心で周囲を包み込むような、やさしい色をしています。


★パワーストーン効果★
古来より、悪や災害から身を守ってくれるとされています。
なので、お守りにされることも多いようですね。
桃色珊瑚の良い影響は、持ち主と周囲の人々にも及びます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■8月28日の誕生花 : エリンギウム、他
■8月28日の誕生色 : アクアグレイ
■8月28日の誕生果 : プルーン

うろこ雲?

2009年08月28日 | 季節の風景
2009年8月28日 午前11時33分 撮影


ふと見上げると、うろこ雲?
すっかり秋の空ですね。

やっぱり今年は、夏が短いみたいです。

一方で、夏空に向かって伸びるサルスベリ。

もうしばらくの間、
頑張って咲いていていて欲しい。