アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

カンタービレって?

2008年09月30日 | 音楽用語
音楽用語 カンタービレ (cantabile) は、
「歌うように」と解釈されています。

イタリア語。
動詞の「歌う」は cantare で、
名詞の「歌」は canto です。
語源は、カンタータやカンツォーネとも一緒なのですね。

器楽曲の中で「歌うように」演奏するということは、
「表情豊かに」ということ?

「表情豊かに」という意味を持つ音楽用語となると、
エスプレッシーヴォ (espressivo) があります。

音楽のド素人の上、四捨五入して40歳の頃に、
バイエルからピアノを習い始めた私が、
この2つの言葉から感じること。

それは・・・

カンタービレは、外に向けて歌うというイメージ。
軽い例としては、良いことがあると、
自然と鼻歌が出てくるようなノリに近いものも感じます。
明るさを感じるからだと思います。

一方のエスプレッシーヴォは、内からのイメージ。
豊かな表情の土台には、豊かな感情があるように思うのです。
より一層気持ちを込めて。。。のようにも感じています。

間違っているかもしれませんけれどね。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど~♪ (エヌサンド)
2008-09-30 20:14:02
こんばんは♪
カンタービレとエスプレッシーヴォ。
どちらも「歌うように」と思っていました。

たしかに、カンタービレは明るくのびのびしたイメージで、
エスプレッシーヴォは明るくなくても気持ちを込めて情感たっぷちに歌い上げるという感じがします。

ピアノでこのイメージを表現するのは、とてもとても
難しいです。
自分で歌いたくなっちゃいます(笑)
返信する
わたしは・・・ (cake)
2008-09-30 20:48:30
「espressivo」は、麻由子さんの仰るように、豊かな感情から生まれる表現、をイメージしていました。
語感からもそんなイメージが湧きます。
「cantabile」は、感情よりも、音楽としての美しさや旋律の波に乗るようなイメージ。。

イメージばかりなんですけど、ちゃんと意味を理解しておかないといけないですね(汗。
でも、こうやって色々と表現について考えたり話したりできるのは、とても楽しいです!
返信する
麻由子から (→エヌサンドさんへ)
2008-10-01 11:21:15
エヌサンドさん へ

こんにちは♪
音楽用語の解釈は、時として、かなり難しいように感じています。

ホントですよね~。
「こんな風に弾きたい!」と思っても、
その通りに演奏することは、至難の業。
歌の方がピアノよりも「表現」しやすいのかもしれませんね。
その辺が「カンタービレ」に繋がっていたりして。。?(笑)
返信する
麻由子から (→cakeちゃんへ)
2008-10-01 11:23:33
cakeちゃん へ

おぉ!!
それです、それ!!
「音楽としての美しさや旋律の波に乗る」
私も、それを言いたかった!!
さすが、cakeちゃん☆

誰にでも、思い込み、等々、ありますものね。
誰かと話すことによって、気づきがあったり、
確信を深めることも、できたりしますよね。

ピアノという楽器は、どうしても、
ひとりで考え込んでしまう傾向があるようなので、
先生や仲間は、とても大切だと思います。
返信する

コメントを投稿