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難しい音楽用語 (12)

2008年05月31日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、シャコンヌ

シャコンヌって、貝の一種???。。σ(^◇^;;

シャコンヌ (chaconne) は、フランス語です。
イタリア語では、ciaccona です。

変奏曲の一種。

ゆるやかな3拍子の舞踏的な器楽曲で、
アクセントは2拍目にあります。

低音にある主題は反復しながら、
上声が変奏されていきます。

ラテンアメリカの音楽が、
スペインやイタリアへ渡り、発達したようです。

17世紀頃のスペインにおいて、シャコンヌは、
大勢で踊るなどして楽しむ音楽だったそうです。

カスタネット、タンバリン、ギター
等で伴奏していたらしい。

それが、イタリアやドイツで、様式化されたとか。

シャコンヌで有名なのは・・・
  J.S. バッハ
  「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
   第2番 ニ短調 BWV1004 第5楽章」

この曲は、ブラームスやブゾーニなどの作曲家により、
ピアノ独奏用に編曲されています。

特に、ブラームスの編曲は、
左手だけで演奏するように書かれています。

1878年、夏。
当時、右手の肘を脱臼していたピアニスト、
クララ・シューマンのために、
ブラームスが編曲して贈ったのでした。


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