アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ミシェル・ベロフ氏の言葉②

2006年07月31日 | ピアノ全般
7月25日放送のスーパーピアノレッスン。
「フランス音楽の光彩」の総集編ということで、
今までの抜粋と、生徒の皆さんのご感想、それに
ミシェル・ベロフ氏のメッセージと演奏が放送されました。

7月25日にも少し書いたのですが、
もう少し、こちらに記しておきたいと思います。

7月25日の記事は、
ドビュッシーの「月の光」のレッスン時のコメントでした。

以下は、やはりドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」
のレッスン時のコメントです。

イメージに必要なのは教養です。
絵画をみたり、ドビュッシーの管弦楽作品を聴いたり、
木や彫刻に触れましょう。

それらは、良い演奏の糧となります。
想像したり考えることで、
音楽が的確な方向に進みます。


ひとつの曲を演奏するということは、
その曲とその楽譜ばかりを見つめることではないのだと、
改めて認識させられました。

以下は、レッスン時には伝えきれなかった
ベロフ氏からのメッセージの一部です。

♪ それぞれの曲には、
  多彩な演奏表現が必要なことに
  注目されたと思います。

♪ 良い演奏は、弾き手の人間性に依存します。
  加えて、作品への深い洞察と豊かな教養が必要です。


大きくうなずくと同時に、とても難しいことだと思いました。

ミシェル・ベロフ氏のレッスンが終わってしまったのは、
とても残念に思います。
ベロフ氏のレッスン風景を、
もっともっと、見ていたかったなぁ。

是非、また企画して欲しいものです。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
印象派 (オリーブ)
2006-08-01 11:57:52
ミシェル・ベロフ氏のレッスンは素晴らしかったですね。

思わず本屋さんでレッスン本を手にとった位です。

(麻由子さん持ってましたよね?)

印象派の曲は雰囲気出すのが難しいですね。

(私は譜読みも難しい・・・)

作品への深い洞察力を要するというの、分かる気がします。

私もこちらでも先生についた方が良いのかなぁと思案してしまいました。

曲の深いところまで、私の力では理解できませんので・・・。

印象派の曲、私も弾きたい曲たくさんです。
返信する
麻由子から (→オリーブさんへ)
2006-08-01 23:25:13
オリーブさん へ



こんばんは~☆

いつもありがとうございます♪



オリーブさんもご覧になりましたか?

本当に素晴らしいレッスンでした!



テキストは、思わず買ってしまいました♪



印象派の曲は、私の場合、解釈が難しいです。

私も、譜読みには苦労しています。

譜読みは、古典が一番楽なように思います。

基本的に左右が合うのと、割り切れるのとで。(笑)



良い先生につくことができるのならば、

お考えになっても良いかもしれませんね。



印象派の曲も、あれも、これも、

弾いてみたい曲は、私も山ほどあります。



お互い、1曲でも多く、

素敵な曲を自分の手で奏でられるように、

これからも頑張りましょうね♪
返信する
こんにちは! (レンカ)
2006-08-02 17:42:02
麻由子さん、こんにちは。

ブックマークの復活ありがとうございます(笑

いたずらコメントが多くて本当に大変でした。

現在コメント機能をはずしていますが、復活はいつになるか不明です(涙

その分、私がお邪魔してコメント書き込むつもりですので、よろしくです♪



スーパーピアノレッスンは、私も気になっていたのですが、ピアノの先生に「レンカちゃんには、ちょっと早いかなぁー。難しいよ!」

と言われ全く見ていませんでした。

麻由子さんの記事を読ませていただき、「素敵な先生だったんだなぁー」と思うと同時に、「やっぱり見てみれば良かった」と後悔・・・



8月からは、違う先生なんですよね。

でも、ちょうど第1回目の再放送が6日にあるようなので、1度見てみようかな♪

返信する
麻由子から (→レンカちゃんへ)
2006-08-02 23:05:10
レンカちゃん へ



いたずらコメント・・。

オーナーが留守なのをいいことに、酷かったですよね。

レンカちゃん、お疲れ様でした。



私も、こちらで何回か、

妙なコメントやトラックバックが入っていて、

削除したことがあります。

とても不愉快でした。

ほんの数件でも・・・ですから…。



「スーパーピアノレッスン」は、難しいかもしれませんが、

見て、全くわからないということはないと思いますし、

何よりも、素敵な演奏を聴くことができます。

それだけでも見る甲斐があると、私は思ってしまうのですが…。

同じ目線で何かを学ぶ・・・という目的ではなく、

単純に、ひとつのテレビ番組として観るというスタンスで、

いかがでしょう?



ミシェル・ベロフ氏は、表現力がとても豊かなので、

ピアノのレッスンとしてではなくても、

ものすごく人を惹きつける人物だと思いました。



8月からは「ロマン派を弾く」というテーマで、

講師はミシェル・ダルベルト氏です。

(ベロフ氏も、ダルベルト氏も、

 ファーストネームは「ミシェル」ですね♪)

昨日、第1回目の放送がありました。

レッスン曲は、リストの「愛の夢」第3番です。

見てるだけでも「スゴイ!」です。



是非とも、また遊びにいらしてくださいね♪
返信する

コメントを投稿