アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ピクチャー・ジャスパー

2010年03月23日 | 誕生石
学校の図工や美術の時間に、絵を描いたこと、
ありますか?

私は、わりと好きな時間だったのですが、
絵はヘタでした。

なかなか思うように描けなくて、
歯がゆかったかなぁ。

中学生くらいになっても好きだったのは、
「ぬりえ」です。

輪郭だけ描かれた絵に、
好きな色を、好きなように入れるのが楽しかった。

特に、色鉛筆やクーピーペンシルでの彩色は、
塗り方による色の変化が、とても興味深かったです。

ま、結局のところ、絵を描く創作力が私にはなかった、
というオハナシですが。(^^;


数年ほど前からは、「大人の塗り絵」の人気が高まり、
色鉛筆だけでなく、水彩画のセットもありますね。

指先を使うので、呆けや痴呆の予防にもなるとのこと。
私も、悪化しないうちに、塗り絵をしなくちゃ。(^^)


時として、自然は、
素晴らしい“絵”を生み出してくれます。


■3月23日の誕生石

   ピクチャー・ジャスパー (picture jasper)
     夢想

 ・英 名picture jasper
 ・和 名碧玉(へきぎょく)
 ・モース硬度
 ・産 地南アフリカ共和国、インド、ロシアなど

ピクチャー・ジャスパー。
風景画を思わせる模様が入ったジャスパー。

石であるにもかかわらず、見た目の質感が、
まるで木やコルクかと思いたくなるようなものもあるようです。

ジャスパーは、めのうに不純物が入って、
半透明から不透明になったもの。

ジャスパーそのものは、赤色や褐色、黄色、緑色など多様で、
「自然の芸術」とも呼ばれる魅力的な石も、たくさんあります。

その贅沢な石に、さらに“絵”が入っているのですから、
ひと目で惹きつけられるのも、不思議ではありません。


自然が織りなした模様が、
人間にとって意味のある形になっているとき。

その石は、特別な意味を持つことになるのですね。


★パワーストーン効果★
古くから、太陽エネルギーと共鳴する「聖なる石」とされてきました。
あらゆる災難から守ってくれる、大きなパワーがあります。
冒険や旅行も、より楽しく安全なものにしてくれるでしょう。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■3月23日の誕生花 : グラジオラス、他
■3月23日の誕生色 : マロウ
■3月23日の誕生果 : マンゴー(ヘイデン種)

菜の花の咲く頃

2010年03月23日 | 季節の風景
2010年3月23日 午後4時18分 撮影


日本列島は、西から順番に、
雨雲に覆われてきているみたい。

明日には、東京も雨になりそう。
「菜種梅雨」ですね。

春先の、菜の花の咲く頃の長雨が「菜種梅雨」。

今年は、気候の変動がとても大きくて、
早くから「菜種梅雨」と呼びたい衝動にかられましたし、
何回か「菜種梅雨だ~」と言っていましたネ、私。

菜の花の、花の季節は長いので、
2月から菜種梅雨と呼んでも、間違いではないと思いますが。


一面の菜の花を目にすると、
それだけで、「春だ~♪」と叫びたくなります。

目に見える春ですよね。


菜の花が咲いて、その場の空気と景色を春にしてくれて、
雨が春を運んできてくれて。

そして、桜が満開になると、本格的な春の訪れ。
毎年、花冷えも、お約束です。


春先の、行ったり来たりのお天気は、
新年度に向けて、希望と不安が入り交じったココロに、
とてもよく似ているのかもしれません。

ソグディアナイト

2010年03月22日 | 誕生石
きょうの午前中、発表がありました。
「東京都千代田区の靖国神社にあるソメイヨシノが開花した」と。

気象庁によると、3月22日の開花は、
平年より6日早く、昨年より1日遅いとか。

1週間くらいで満開になる見込み。

多くの入社式や、早めの入学式は、
ほぼ満開の桜に、祝福してもらえそうですね。

桜の花が咲く頃は、
昼はもちろん、夜の景色も一変します。

昼は、いつもの景色の中に、桜が華やぎますが、
桜のある夜の空間は、異次元かと思いたくなりませんか?

闇が、周囲の景色を隠してしまうのではなく、
桜の薄明かりが、花だけを際立たせるかのようで。


遠い昔を忍びたくなるのは・・・


■3月22日の誕生石

   ソグディアナイト (sogdianite)
     創成、復活

 ・英 名sogdianite
 ・和 名ソグド石
 ・モース硬度6 - 7
 ・産 地タジキスタン、南アフリカ共和国など

ソグディアナイト。
スギライト の近縁で、かつ、とてもよく似ている石。

色は、濃鮮紫色や濃紫色、淡ピンク色などで、
半透明から不透明、ほのかな蛍光もあります。

色や成分が似ていることから、
スギライトと間違われることも多い石。

この石が発見されたのは、
1968年、タジキスタンのアルダン山脈。

その土地に、古代、ソグディア王国があったことから、
ソグディアナイトと名付けられました。

南アフリカでは、地表から1キロメートルあたりから、
産出されているらしい。

地中深くから掘り出されるソグディアナイト。

鮮やかな紫色や淡いピンク色の石から発せられる、ほのかな光には、
太古の昔からのエネルギーが、含まれているのかもしれません。


★パワーストーン効果★
高貴な紫色の光が、持ち主の落ち着いた魅力を引き出して、
人々を惹きつけ、恋愛や魅力アップに効果が期待できます。
気持ちを表現するとき、より適切なアクションができそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■3月22日の誕生花 : ゼニアオイ、他
■3月22日の誕生色 : ディープモーヴェット
■3月22日の誕生果 : カクタスペア

アイアン

2010年03月21日 | 誕生石
うちの息子が「子鉄」だった頃、
私は「ママ鉄」ではなく、単なるママでした。

その頃の息子は、ホントに飽きることなく、
ず~~~~~~~~~~~~~~っと線路を眺めていて。

電車の音が聞こえてくると、
目がキラキラと輝き、音の方向に集中していました。

1時間くらいは、私も楽勝だったのですが、
2時間、3時間になってくると、さすがにトーンダウン。

11月下旬の3時間超は、寒かった。
それでも、息子は帰りたくない様子でしたが。

今は「鉄ちゃん」とはいえない息子ですが、
電車の走る音だけで、「あ、○○系だ!」と言います。

どうやら、車両の走行音の違いを、聞き分けている様子。
たしかに、発車直後の音は特徴的で、私でもわかるくらい。

いくつかあった、息子のお気に入りスポットには、
今でも電車をながめる親子連れの姿が。

これからも、その場所で、
安心して、楽しい時間を過ごせますように。

地中から産出された鉄。

電車が走るために、欠かせない鉄の道。
近代建築には欠かせない鉄。

大きな建造物だけでなく、
繊細なところにも作用している鉄・・・


■3月21日の誕生石

   アイアン (iron)
     強靱なパワー

 ・英 名iron
 ・和 名
 ・モース硬度8 - 8.5
 ・産 地ロシアなど

アイアン。
金属元素の代表格。

ピュアな単体で産出されることは稀で、
硫化物や酸化物などの化合物がほとんどです。

宝石に含有されたアイアンは、宝石の色に影響し、
宝石本来の色を、濃くしたり、暗くしたりします。

色は、鉄黒色。
墨色よりも黒に近い、こんな色 です。

鉄から作られた顔料は、皮膜が防錆効果があるため、
金属の表面処理などにも使われているそうです。


古来より、人々の生活の、さまざまな場面で、
いろいろな道具として使われてきたアイアン。

おしゃれな装飾品や芸術品としても、大活躍しています。


一見、とても頑固なアイアン。

熱すれば溶けるという、柔軟性を持ち合わせていることも、
重要なポイントですね。


★パワーストーン効果★
その強さと硬さから、パワーを必要とする際に
心強いサポートになってくれます。
悪霊などに対する魔よけの力もあります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■3月21日の誕生花 : サクララン、他
■3月21日の誕生色 : ペールオーキッド
■3月21日の誕生果 : バオバブ

春彼岸

2010年03月21日 | 雑記
きょうは 春分 (しゅんぶん。

二十四節気のひとつで、
太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼と夜の長さがほぼ同じになる日

です。

そして、きょうは 春分の日
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」国民の祝日ですね。

この頃になると、一気に春物に衣替えしたくなります。


さて、わが家では、
予定どおり墓石が完成し、ひと安心。

墓石の側面には、建立者名と、建立の日にちを入れます。

3月なので、一般的には「平成二十二年 三月吉日」ですが、
わが家では「平成二十二年 春彼岸」にしました。

墓石を建てるにあたり、何軒もの石家さんを回って、
さまざまなお話をうかがっている中で知り得たことです。

とても些細なことですが、
「春彼岸(はるひがん)」という言葉の響きが、とても気に入りました。

命日よりも少々早めの納骨になります。

この1年弱、義父のお骨と、ずっと一緒に生活していたので、
家からいなくなってしまうのが、寂しいような。


とても雰囲気の良い墓地。

お彼岸になる前から、多くのお墓には花がたむけられており、
たくさんの「想う」気持ちが伝わってくるようです。

どうぞ、みなさま、安らかに・・・


そして、今の平和が守られて、
もっと平和な世の中になりますように。

エマイユ

2010年03月18日 | 誕生石
「宝もの」って、何だろう?

目に見えるものも、見えないものも。
時間が経過しても、かけがえのないモノとヒト。

見回してみると、

今、たくさんの「宝もの」に囲まれていることに、
改めて気づく・・・


■3月18日の誕生石

   エマイユ (email)
     多面性

 ・英 名enamel
 ・和 名七宝(しっぽう)
 ・モース硬度
 ・産 地フランス、日本など

エマイユ。
まるで7つの宝石をちりばめたように美しい宝石。

英語では、「エナメル」と呼ばれます。

自然の鉱物ではなく、
職人の手によって作られた装飾品(工芸品)。

技法は、以下の3つをはじめ、いくつもあります。

 ・シャンルヴェ技法
   金属の表面を彫り、できたくぼみをエナメルで埋める

 ・クロワゾネ技法
   土台となる金属の上に、さらに金属線を貼り付け、輪郭線を描き、
   その内側をエナメルで埋めて装飾する

 ・プリカジュール技法
   薄い金属箔の上に、クロワゾネとほぼ同じ工程でエナメルを
   焼き付けた後に、薬品処理によって箔を取り除いて仕上げる


日本語では「七宝」と呼ばれていますね。

それにしても、なぜ、「7つの宝」なのでしょうか?
数字の「7」というのは、限界の数かもしれません。

一般的な人間が、一度に覚えることができるのは、
7つとされています。

また、花束を作るとき、花を7本以上にすると、
一目では数え切れず、「いっぱい」という印象になるのだとか。

色白の肌は、少しくらいの欠点が隠れて美しく見えることから、
「色の白いは七難隠す」とも、いわれますね。

それから、「7」という数字には、
「ほぼパーフェクト」や「すべて」のニュアンスもあります。


ツタンカーメンの宝物からも、エマイユは見つかっているエマイユ。
ビザンティン帝国時代には、さらに洗練されていた様子。

11~12世紀には、フランスのモザン地方やリモージュを中心に
聖器製作にも用いられていたとか。


さまざまな輝きを織りなすエマイユは、
より広い範囲を照らし出してくれそうです。


★パワーストーン効果★
多彩なエマイユは、そのの豊かな輝きで、邪悪なものから
身を守ってくれます。アクセサリーとしてだけではなく、
厄よけの良いお守りにもなります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■3月18日の誕生花 : アスパラガス、他
■3月18日の誕生色 : カンパニュラパープル
■3月18日の誕生果 : 清見オレンジ

芽が出た~!

2010年03月16日 | 雑記
冬支度をする頃、わが家には、
じゃがいもがギッシリ詰まったダンボール箱が届きます。

送り主は、私の叔母。

叔母宅で作っているわけではなく、
叔母が注文する際に、わが家の分も手配してくれるのです。
(ありがたい♪)

いつも、1シーズン1箱なのですが、
この冬は、時期をずらして1箱ずつ、計2箱が届きました。

家族全員、じゃがいもが大好きなので、
毎日のように食卓に並べても大丈夫なくらい。

それでも、作り手としては、
じゃがいもナシの日も欲しいわけでして。

ということもあり、
ここ数日は、じゃがいも料理ゼロ。

そして昨日、ジャーマンポテトを作ろうと思い、
ダンボール箱を開けてみると・・・



見事に芽が出ています~~!
数日前までは、少しだったのにぃ。

時期的なものかしら?
急に暖かくなったし……。

この時期まで、わが家にじゃがいもが残っているのは、
多分、初めてのこと。

こんなになるんですね~!
ペースを上げて、せっせと食べなくちゃ、です。

このまま育ててみたいくらい、立派な芽ですネ。(^^)

オレンジ・ムーンストーン

2010年03月15日 | 誕生石
あなたが思い浮かべるオレンジ色は、どんな色?

みかんのようなの色?
それとも、柿のような色?

ひなげし(ポピー)のような色?
それとも、ガーベラのような色?

夕日の色?
それとも、夕焼け空の色?

やさしいキャンドルの炎?
それとも、ファイアーストームの炎?

淡いオレンジから、濃いオレンジまで、
いろいろありますね。

エネルギーや、明るさを、
たくさん持っているオレンジ色。

そんな色の宝石に出会ったなら・・・


■3月15日の誕生石

   オレンジ・ムーンストーン (oange moonstone)
     愛情をかきたてる

 ・英 名orange moonstone
 ・和 名月長石(げっちょうせき)
 ・モース硬度
 ・産 地スリランカ、インド、マダガスカルなど

オレンジ・ムーンストーン。
さわやかな赤い月のような石。

一般的な淡い乳白色に、
ピンクからオレンジ色を帯びたムーンストーン。

半透明から不透明。

古代インドでは、月が宿る聖なる石として
崇拝されていました。

また、古くは、農家が豊作を願うお守りとして、
この石を農具などに付けていたともいわれています。

静かなイメージのある月ですが、
その静かな中には、堅実さも感じられます。

持っているエネルギーが溢れ出るかのように、
内側からのパワーが、やわらかに外へと向かっています。

まるで、石に話しかけられているような、
そんな感触さえ覚えたくなるような石かもしれません。


★パワーストーン効果★
女性的なやさしさとあたたかさを身につけるサポートになります。
愛情に自信がないとき、強い味方になってくれそうです。
新しいことに挑戦するときには、心強い味方になります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■3月15日の誕生花 : アセビ、他
■3月15日の誕生色 : ルージュ
■3月15日の誕生果 : マラッカノキ

ピアノのレッスン (2010年3月)

2010年03月15日 | ピアノ・レッスン
昨日は、ピアノのレッスンでした。

1月は「どげんかせんといかん」月間で、
そこそこ頑張りました。

しか~し、2月からは、
ずっと練習不足の状態のような。(^^;

「2歩進んで3歩下がる」状態で、超お粗末~!
この状態でレッスンに臨んで良いものだろうか?

と、消極的な気持ちで向かいました。

それにもかかわらず、
レッスンでは、たくさんのことを教えていただきました。


♪ 曲

  バッハ 「インヴェンション 4番」
   ・少しでもあやふやな箇所をピックアップ
   ・今後の練習方法


  ヘンデル 「サラバンドと変奏」
   <主 題>
    ・音と指の確認
    ・音を保つところ、切るところ
    ・曲想(?)


  シューマン 「アベッグ変奏曲」
   時間切れで、できませんでした。



★先生のアドバイスに従って、
 「ピアノ進捗チェックシート」なるものを、
 エクセルで作成してみました。

 内容はヒミツ。(^_-)☆

 必要事項を書き込んでみると、
 どの程度弾けているのか、一目でわかりますね!

 (楽譜への書き込みだけでは、
  ここまで実感できませんでした。)

 思っていた以上に弾けていることが具体的に見えて、
 うれしくなりました♪

 あとは、チェック箇所を、一つずつクリアするのみ。

 これが苦しいのですが、目に見える形にしたことで、
 日々、ささやかな達成感を味わえそうです。