年に1回くらいですが、数日間京急線の横須賀方面で仕事があります。
横須賀には撮りたいレトロ建築がたくさんあり過ぎるし、行きたい純喫茶もいくつかあったので
休憩時間が充実していました。
何しに行ってるんだか・・笑※仕事です^^;
2021年3月の半ば。
県立大学駅(旧京急安浦)で降りて、安浦カフェー建築をひと通り見た後、横須賀中央まで歩きました。
純喫茶でランチした後、かねてより気になっていた路地裏のカフェへ。
月印(つきじるし)
看板建築に色ガラスがとても素敵なお店です。
こちらは少し一般のカフェの感覚とは異なり、
「喉乾いたし通りすがりに入ってみよっかな・・」というお店ではなく。
入店にはいくつかの決まり事というか、こうですがいいですか?みたいなことは聞かれます。
紙に書かれた決まり事もあったような。
色ガラスは今では貴重な型板ガラス。
まず、お店の前にはベルが置かれていて、ベルを鳴らして入店してもよいか聞きます。
確か「全席喫煙可、二十歳未満お断り」だったような。
店内は狭いというか、素敵なアンティークが置かれたり飾られたりしているので
どのみち子供連れは無理だと思います。大人でも相当気を付けなければ。
そして、店内は手元の料理も含めて撮影禁止です。
インテリアや調度品がすべてアンティーク、だと思います。
すごく素敵なので、ほんとは撮影して自宅で見ていたいくらい。
それにしても私が今まで入ったカフェや喫茶店で撮影禁止なのは、アンティークのあるお店ばかりでした。
中目黒・池之端・押上その他。
黒板に書かれたメニューからオーダーしたいものを席から店主さんに向かって声をかけ、
持って来てくれた時にお会計もした記憶があります。
これは店内が狭くて歩きづらいのと、店主さん一人で切り盛りされているため、1往復ですむように・・だったと思います。
会計の時に「おねえさん〇〇円になります」と言ってくれたのがちょっと嬉しかった笑
オーダーしたのはカフェオレでしたが、唸るくらい美味しかったです!
サービスでついた焼き菓子も、オーダーした焼き菓子もすごく美味しい。
あれを食べにまた行きたい。
帰りがけにちょうど店主さんが外に出られたので
「外観は撮影していいですか?」と尋ねたところ
「いいですよ~」と感じよくおっしゃっていただけました。
お忙しそうだし、コロナ禍でもあるし、あまり話しかけてもいけないので少し言葉をかわしただけでしたが
媚びないというかご自分の信念やスタイルを崩さず、お店の雰囲気や今いるお客さんのことを考え、丁寧に作り提供する。
そんな印象を受けました。近くなら通ってみたいです。
場所は、Googlemap見ながら行けば迷うことは無いのですが、
少しわかりにくいかもしれません。
この路地の奥にあります。
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