「ソワレ」と検索すると、まず間違いなく京都の超有名喫茶店がヒットします。
いつだったか誰の情報か忘れてしまったけど、同じ名前の喫茶店が岩手県にあることを知りました。
個室のようなスペースに、アールを描いた窓と薄手のカーテン。
そこしか情報がなく、遠いこともあってあきらめていたけど、夫が今年の記念日旅行を岩手と宮城に決めた時、
頼み込んで寄ってもらうことにしました。
ソワレ(奥州市水沢区)
営業時間も不明だったので、とりあえず11:30頃訪問しました。
すると、中をうかがえない木の扉は固く閉ざされており、スゴスゴと階段を降りると1台の軽自動車が1階の駐車スペースに!
男性が車から降りるのを待って、マスターでいらっしゃいますかと確認。
どうやら12時オープンだそうで、近くの街中を歩き回って時間を潰し、12時過ぎに向かいました。
(この街中散歩が予想外にレトロ散歩となる)
ここ!この空間をネットで見たのです。
実物はもっといい雰囲気!
※店内の撮影は快諾頂きました。
個室ではないものの、少し隔絶された雰囲気。
天井がこんな風に!とんがり屋根の部分ですな。
カウンターがまたカッコいい!
天井から奥の壁に続くあたりの曲線も素晴らしいデザイン。
2段高くなっているのは、椅子の脚が高いと座りづらいというお客様からの要望もあったそうです。
こちらはアーチ状の出入口。
そういえば椅子がオレンジっぽく写っていますが、実際はもう少し白っぽいです。
※加工はしていません。
壁一面の大きな絵。(旦那が邪魔笑)
二人ともブレンドで。
豆を挽く音と香りが店内を包む。サイフォン式でした。
オープンして40年。当初はお酒や食事も出していたそうですが、今はされてないそうです。
最後にカウンターを正面から。この写真が1番好きです。
後ろの棚も素敵。
とにかくデザイン性の高い、素晴らしい内装でした。
最初にマスターがご旅行ですかと聞いて下さっていたので、
そこから色々お話して後半、旅行土産話になり・・
直売所で岩手のリンゴをたくさん買いたいことを話したら、なんとその場でリンゴ農家の方にお電話して下さり
手配までして下さいました!
マスター、リンゴ農園の社長、本当にありがとうございました。
30~40分の滞在でしたが楽しく、そしてレトロモダンな空間で地元の人々の温かさに触れ、
充実した時間でした。
今回は車の旅だったけど水沢の駅からも歩ける距離ではあるので、
いつか電車の旅で岩手県に来ることがあったら、また寄りたいです。
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