私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

微少オフセット衝突の危険

2022-08-09 | 事故と事件
微少オフセット衝突の危険  前面衝突には前面全体で過重を受けるフルラップと、オフセットと呼ばれる前面の一部で過重を受け止める衝突形態があり、それそれ衝突試験が行われ評価されている。このオフセットだが、従来は車幅の40%がスタンダードだったが、近年オフセット量を20cm程度と微少に設定した衝突評価基準での試験評価もなされる様になって来た。  この微少オフセットだが、集中荷重を受けるのは車体外側から . . . 本文を読む

静岡・清水 川に軽トラ転落死亡

2022-08-09 | 事故と事件
静岡・清水 川に軽トラ転落死亡  7/1の車両単独事故だが、軽トラで川の橋から転落して、横転して死亡事故が報じられている。  記事の添付写真を見ると農村地区の小さな川と橋だ。記事では頭を打ち死亡と記してあるが、この事故で意識を失い、頭が水中に入り溺死ではないかと私は思う。つまり、落差5mの橋から転落しても、大雑把な計算で重力加速度9.8m/s^2であり、その半分の5m落下着地時の速度は18km/ . . . 本文を読む

CASEとは

2022-08-09 | コラム
CASEとは  CASEとはこれからの自動車の未来を予測するワードだ。既に自動車関係に関わりを持つ大勢の方はご承知のこと路と思うが、改めて私見を交え記しておきたい。 1.CASEの意味 C:Connected1  繋がるネットワークすると云う方向だ。現在既に進められているのがオーバーザエアーという無線ネットワークによる車両ECUのバーションアップとか、メーカーは内緒にしているが、個別ユーザーの利 . . . 本文を読む

今次凶行は100年後の歴史にどう刻まれるか?

2022-08-09 | コラム
今次凶行は100年後の歴史にどう刻まれるか?  今から100年後、当然私は生きちゃいないが、今次の凶行が歴史の中でどう記されるかについて感心を持つ。その方向性としては、以下の2つで区分されるだろう。 ①単なる個人的怨恨による凶悪事件として犯行犯の名前も忘れ去られる。 ②右傾化が極端に進んだ自民政府の解党の序章となり、今やデモクラシー民主国家として韓国にまで追い抜かされた国家体制の大変革を生み出す . . . 本文を読む