IT関連産業が急減速
下記報はアップルのPC出荷が40%急減しているというものだが、全PCハードでも30%程度は落ち込みをしていることも含んだ内容だ。また、これ以前に、SNSとかアマゾンなど、米テック企業の大幅人員削減の報がなされているが、ハードだけでなくソフト部門としても、コロナパンデミックで急増した需要が一巡して、需給調整の局面に入っていることを示している。
なお、ハードメーカーについては、その関連としてサプライヤーなどの下層に存する業社とか、物流を担う業社にも打撃を与えるのだろう。特に、物流企業にとっては、燃料費高騰など、粗利減少が顕在化しつつ値上げをしたい中で、総量減少となると、十分な値上げが果たせないという二重苦の状態が起きそうに想像できる。
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アップルの出荷が40%急減、コロナ特需解消でPCメーカー苦戦
Bloomberg 4/10(月) 15:47配信
(ブルームバーグ): 米アップルのパソコン(PC)出荷台数は1-3月(第1四半期)に40.5%減少した。売れ残った在庫を抱えるPCメーカーにとって厳しい年明けとなった。
IDCの最新リポートによると、全PCメーカーの合計出荷台数は29%減の5690万台となり、2019年初頭の水準を下回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期のリモートワーク用特需が消えた形だ。レノボ・グループとデル・テクノロジーズは30%超の減少を記録し、HPは24.2%減少。華硯電脳(エイスース)は30.3%減だった。
過去1年の個人消費の減速により、スマートフォンの出荷台数は2桁台の減少となり、世界の大手メモリーチップ供給会社の間では在庫が積み上がっている。携帯機器やデスクトップPC、ノートPC用にメモリを供給する韓国のサムスン電子は先週、09年の世界金融危機以来の低水準となる1-3月利益を発表し、メモリー半導体を減産することも明らかにした。
IDCのリサーチマネジャーであるジテッシュ・ウブラニ氏は「在庫はここ数カ月で減少しているものの、健全な4ー6週間分の範囲をはるかに超えている」と述べた。「激しい値引きをしても」、PCメーカーなどは在庫の高水準が今年半ばになっても持続し、7-9月(第3四半期)に入っても続く可能性があると予想していると指摘した。
一方、IDCはリポートで「多くの工場が中国以外での生産の選択肢を模索し始めており」、需要の冷え込みはメーカーにこうした変更の「時間と余地を与えている」とプラスの面を指摘した。アップルは、米中の緊張が高まりサプライチェーンを混乱させる恐れがあるため、徐々に製造拠点を地理的に分散させつつある。
24年については、老朽化したPCの交換需要と世界経済の改善によってPCメーカーが回復する可能性があるとIDCの研究者は予測している。
原題:Apple’s 40% Plunge Leads PC Shipments Down as Tech Demand Sags(抜粋)
下記報はアップルのPC出荷が40%急減しているというものだが、全PCハードでも30%程度は落ち込みをしていることも含んだ内容だ。また、これ以前に、SNSとかアマゾンなど、米テック企業の大幅人員削減の報がなされているが、ハードだけでなくソフト部門としても、コロナパンデミックで急増した需要が一巡して、需給調整の局面に入っていることを示している。
なお、ハードメーカーについては、その関連としてサプライヤーなどの下層に存する業社とか、物流を担う業社にも打撃を与えるのだろう。特に、物流企業にとっては、燃料費高騰など、粗利減少が顕在化しつつ値上げをしたい中で、総量減少となると、十分な値上げが果たせないという二重苦の状態が起きそうに想像できる。
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アップルの出荷が40%急減、コロナ特需解消でPCメーカー苦戦
Bloomberg 4/10(月) 15:47配信
(ブルームバーグ): 米アップルのパソコン(PC)出荷台数は1-3月(第1四半期)に40.5%減少した。売れ残った在庫を抱えるPCメーカーにとって厳しい年明けとなった。
IDCの最新リポートによると、全PCメーカーの合計出荷台数は29%減の5690万台となり、2019年初頭の水準を下回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期のリモートワーク用特需が消えた形だ。レノボ・グループとデル・テクノロジーズは30%超の減少を記録し、HPは24.2%減少。華硯電脳(エイスース)は30.3%減だった。
過去1年の個人消費の減速により、スマートフォンの出荷台数は2桁台の減少となり、世界の大手メモリーチップ供給会社の間では在庫が積み上がっている。携帯機器やデスクトップPC、ノートPC用にメモリを供給する韓国のサムスン電子は先週、09年の世界金融危機以来の低水準となる1-3月利益を発表し、メモリー半導体を減産することも明らかにした。
IDCのリサーチマネジャーであるジテッシュ・ウブラニ氏は「在庫はここ数カ月で減少しているものの、健全な4ー6週間分の範囲をはるかに超えている」と述べた。「激しい値引きをしても」、PCメーカーなどは在庫の高水準が今年半ばになっても持続し、7-9月(第3四半期)に入っても続く可能性があると予想していると指摘した。
一方、IDCはリポートで「多くの工場が中国以外での生産の選択肢を模索し始めており」、需要の冷え込みはメーカーにこうした変更の「時間と余地を与えている」とプラスの面を指摘した。アップルは、米中の緊張が高まりサプライチェーンを混乱させる恐れがあるため、徐々に製造拠点を地理的に分散させつつある。
24年については、老朽化したPCの交換需要と世界経済の改善によってPCメーカーが回復する可能性があるとIDCの研究者は予測している。
原題:Apple’s 40% Plunge Leads PC Shipments Down as Tech Demand Sags(抜粋)