私の思いと技術的覚え書き

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ダイハツコンパーノ・スパイダーのこと

2016-07-13 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 レストアのことについて掲載したら、多くの方に「いいね!」や「コメント」を戴きました。ありがとうございます。

 さて、6年程前になりますが、知人の修理工場から依託を受け、件の「コンパーノ・スパイダー」をヤフオクに出品し販売したことがあります。その時まで、このクルマは知っていましたが、実物にお目に掛かるのは初めてのことでした。なお、オークションは多くの入札を受け初回で落札となりました。

 かなりの旧車になりますので、車体の腐蝕は酷く(特にアンダーボデー)、これをレストアするには、相当の手間暇を要するだろうなと想像させられたものでした。バッテリーが上がりクランキングもできない状態でしたが、エンジンルーム内の様子は、予想を越えて酷くなく、キャブレターと点火系の整備、そしてバッテリーを十分容量のあるものに替えれば、案外問題なく始動できる様にも想像されたのです。なお、エンジンはOHVのカウンターフローですが、キャブにSOLEXと記してあるが、ツインチョークでなく、シングルチョークのキャブが使用されています。恐らくですが、S48年位まで、国産車のソレックス(双胴型)はミクニ工業でライセンス生産したものを各自動車メーカーが採用していたはずです。しかし、このクルマのソレックスは、本家フランス製なのかもしれません。

 このクルマで思い出されるのは、テレビ番組で「バックナンバー333」というのを幼少の頃見た、僅かな記憶が甦って来ることです。






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