本日のこと、富士スピードウェイにてフェラーリ・フェステバルが開催され、興味本位に訪問してきました。
フ?ェラーリ車のパレード台数のギネス最多記録として、英国シルバーストーンサーキットで記録されたと云う385台を上回るのが目的の、ギネス・チャレンジが開催されました。総パレード台数490台のフェラーリ車が、富士スピードウェイのコースを駆け抜ける姿は壮観なものでした。いったい総額で幾らになるのか等と、貧乏人らしく推計してみますと、平均単価2千万とすれば100億円にもなるのです。日本での2007年のフェラーリ新車販売台数は376台で、世界市場の約6%を占めたと伝えられています。不景気な昨今ですが、この様な富裕な方も数多く存在することを感じさせます。
ところで、本年7月にフェラーリ社の日本法人である「フェラーリ・ジャパン」が設立されるとのことです。従来、国内輸入権を保持していたコーンズ社は、インポーターという既得権益を剥奪されディーラーとしてだけの活動となる訳です。この様な流れは、メルセデスベンツ、BMW、ポルシェ、その他多くの輸入車でも既に経験して来たことです。相当にマージンも減るでしょうから、輸入車屋さんも大変だと感じます。
追記
富士スピードウェイには有名な30度バンクがありましたが、改修によりコースから除外されました。その30度バンクがメモリアルパークとして一部が保存されています。今回、改めて見学してきました。30度という角度が如何に急な角度であるのかに驚きます。そして、路面のアンジレーションの多さにも驚きます。考えてみれば、この様な急角度の斜路面を通常のロードローラーで均すことは不可能でしょうし、無理もないことでしょう。往時は、こんな路面を速度300キロ近くで旋回していたのだと想像しますが、ドライバーには相当な度胸が必要であったことを想像させます。