まず、何故に大径ホイールが必用になったのかといえば、ブレーキディスクプレートの大径化が要因でしょう。ブレーキは運動エネルギーを摩擦熱により吸収する役目を持ちますが、高速からの急減速など、放熱が間に合わない場合、熱容量が問題になって来ます。そこで、ディスクを大径化および肉厚化することで、ディスク(一般的にFC鋳鉄材)の体積を増すということなります。そして、結果として大径ホイールが必用となり、従来の扁平率だとタイヤ径が大きくなり過ぎ、ボディ側(ホイールハウス)の改変が避けられないためロープロフィール化して、従来のタイヤ径とほぼ同様にしているということです。
ということで、ロープロフィール化はステアリングレスポンスやコーナリングフォースの向上のためではありません。F1マシンなどはレギュレーションもあるのでしょうが、13インチホイールに幅広ですがそれ程のロープロフィールタイヤではありません。
ということで、ロープロフィール化はステアリングレスポンスやコーナリングフォースの向上のためではありません。F1マシンなどはレギュレーションもあるのでしょうが、13インチホイールに幅広ですがそれ程のロープロフィールタイヤではありません。