神戸製鋼から始まった製品データの改竄であるが、三菱マテリアル(の子会社)、そして東レ(の子会社)と拡大している。三菱マテの件は今年2月に発覚し経営陣も把握する中で10月23日まで、なんら顧客に通知等もすることなく出荷していた。東レの場合は、昨年7月に社内で発覚していたが、ネット掲示板に書き込みがあり、このまま放置出来ないとして1年以上を経て公表したとのことだ。
これら東証一部上々の一流企業が、何たる倫理感の欠如かと呆れ果てるしかない。何れも社内でコンプライアンス専門部署を持っているはずだが、それらは何ら意味のないものだということを証明していると思える。ちょっと前に、ドイツのことを批判したが、我が国も相当に組織疲労を生じていると感じるところだ。
しかし、表れたのは氷山の一角という可能性が強いのかもしれない。未だ露見していないとか、中小零細企業までを含めれば相当数が潜在しているのだろう。但し、企業規模が大きく社会的影響力が大きい大企業ほど、同じ罪であったとしても、その咎めは大きいのは当然だろう。
これら東証一部上々の一流企業が、何たる倫理感の欠如かと呆れ果てるしかない。何れも社内でコンプライアンス専門部署を持っているはずだが、それらは何ら意味のないものだということを証明していると思える。ちょっと前に、ドイツのことを批判したが、我が国も相当に組織疲労を生じていると感じるところだ。
しかし、表れたのは氷山の一角という可能性が強いのかもしれない。未だ露見していないとか、中小零細企業までを含めれば相当数が潜在しているのだろう。但し、企業規模が大きく社会的影響力が大きい大企業ほど、同じ罪であったとしても、その咎めは大きいのは当然だろう。