私の思いと技術的覚え書き

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現ホンダの余裕のなさを示す報

2022-02-08 | コラム
現ホンダの余裕のなさを示す報
 ホンダの人型ロボット開発は、今から20年近く前から続いていた。そのロボット開発の一方で、航空機開発も行われており、航空機はプライベートジェットの開発販売にもこぎ着け、一定の成果を見せている。

 ところが、ロボット開発は辞めると云うのが今次の報だ。しかし、今後の自動運転車というのは、人の形はしていないが、その制御技術は、正にロボットと共通する部分も多いと思えるのだが、今のホンダには、そういう先行開発研究する体力がなくなって来たと云うことを感じざるを得ない報だ。
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ホンダの人型ロボットASIMO、“定年延長”認められず退職へ[新聞ウォッチ]
レスポンス 2022年2月7日(月)09時02分
 北京冬季五輪のノルディックスキーのジャンプ男子個人ノーマルヒルで、小林陵侑選手が今大会で、日本勢の初めての金メダルを獲得。きょうの読売、朝日、毎日、産経が1面トップで報じるなど、各紙もスポーツ面などで北京五輪のニュースが目白押し。

 北京五輪でのアスリートの輝かしい健闘ぶりの話題はともかく、2月5日付けの読売朝刊が「さよならアシモ」というタイトルで、「ホンダの人型ロボット『ASIMO(アシモ)』が、3月末をめどに表舞台を退く見通しとなった」との残念なニュースを取り上げていた。

 記事によると、アシモは現在、東京・青山のホンダ本社と江東区の日本科学未来館でほぼ毎日パフォーマンスを行っているが、未来館では3月末に終了することが決まったという。ホンダ本社でも同時期に終える方向で調整しており、定期的な実演はなくなるとも伝えている。

 初代アシモは2000年の発表だったが、10年後の11年にはより人間らしい自然な動作で進化した現行モデルが登場。プロ顔負けでサッカーボールを蹴ったりジャンプをしたり、料理をトレイに載せ上手に運ぶ姿など、愛くるしいパフォーマンスが子供たちにも人気を集めていた。

 アシモは14年4月に当時のオバマ米大統領が訪日し、日本科学未来館を訪問した際に出迎えて、英語で「お会いできて光栄です」などと歓迎の意を表したほか、日本ばかりでなく、ニューヨーク証券取引所の鐘を鳴らすイベントなどにも招待されるなど、“海外出張”も数多く、地球規模で活躍したホンダを代表する “スーパー人気アイドル”でもあったようだ。

 読売によると「ホンダは、数年前にアシモの開発は終了しているが、今後も展示やグッズ販売などキャラクターとしては残す方向で検討している。ロボットの開発現場など舞台裏での活用も続ける」という。

 新年早々、自動運転などを視野に入れた電気自動車(EV)の本格参入を検討すると宣言したソニーは、中止していたロボット事業を復活しており、“戦後最大のベンチャー企業”などと言われていたホンダとソニーの経営方針を巡る意気込みの違いが読み取れる。

#現ホンダに先行開発する体力はない


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