私の思いと技術的覚え書き

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公取委の指摘はごもっともだが・・・

2022-02-08 | コラム
公取委の指摘はごもっともだが・・・
 公取委の指摘は誠ごもっともで理念として非常に良い。
 ただし、これを実質として実現できるかは、役人のおよそゼネラリストの気風なき何でも外注という体質が大きな障壁となる。そして、ことの真贋や方向を見定めるにも、審議会という有名大の教授とか関係業協会の高位職などのメンツを集めた会で形だけを作る。こういう、もう終わった人物に、その地位だけを権威として捕まえ、やっている審議会では、何も変わらないだろう。と云うか、官僚上位職は、自らの退官後のことだけに熱心で、そのためにまるで理想のない政治屋に寄り添うだけで、およそ国家参謀たる気概などないからなのだ。

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独自仕様による囲い込み、独禁法上「問題の恐れ」…公取委が指摘
読売新聞オンライン 2/8(火) 15:23配信
 公正取引委員会は8日、国や地方自治体による情報システム調達に関する調査報告書を公表し、既存の受注業者が独自の仕様設定などで他社の参入を妨害する「囲い込み」について、独占禁止法上問題となる恐れがあるとの見解を示した。

 システム調達では、同じ業者が繰り返し受注することが問題となっており、ソフトウェア設計図の事前公開など、新規参入が進みやすい仕組みの構築を提言した。

#公取委の指摘は絵に描いた餅


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