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米アマゾンプライムが17%値上げ・これをどう見るか

2022-02-04 | 問題提起
米アマゾンプライムが17%値上げ・これをどう見るか
 ニュース(情報)をどう見るかという視点で、筆者の見方を記してみたい。

 ソースニュースは、以下に転載する米アマゾンプライムの料金が年会費119ドルを139ドル(日本円1,600円相当)に値上げすると云う。なお、日本のアマゾンプライム年間料金は4,900円だ。

 これを知り、米と日で同じサブスク料金がこれ程の差があることに驚くが、これは、日頃感じていたアマゾンの毒牙に相当侵されていたという思いだが、未だ米国より日本の方が犯され度合いは低いと云うことを示していると思える。つまり、日本アマゾンも、その占有がさらに高まれば、米国のサブスク料金に近づくことを示していると思えるということだ。

 また、この米アマゾンのプライム料金は、2014年、1018年、そして今次2022年と値上げしてきているのだが、改めてサブスク欺瞞商法が改めて認識できる事象だと感じる。つまりサブスクトラップに掛かった獲物から、さらに収奪を強めていく商法だ。

 ある論者によると、米国でのアマゾンプライムのトラップ者数は1億人に達するという。それを前提にすると、今次の20ドルの値上げは、総計20億ドル(2千億円)に達する可能性があるという。これがサブスク商法の真骨頂だろうと考える。

 筆者は日本アマゾンでモノは買うが、プライム料金に加入する優位はいささかも感じられず非加盟にしている。しかし、アマゾンでモノを買う都度、プライム会員に入れとアピールしてくるのにウンザリする。消費者は、ものごとを、メリデメ、CPFを十分考えて、サブスク商法に騙されない様に注意が必要だと改めて思うところだ。そうしないと、日本でもアマゾンプライムというサブスク商法が成功するに従い占有率が高まれば、日本のプライム料金は、米国料金に限りなく近づく値上げを繰り返していくことは間違いないだろう。



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【ソースニュース】
アマゾンプライム年会費、米国で17%値上げへ 2月18日から119ドル→139ドルに
ITmedia NEWS 2/4(金) 10:28配信
 米Amazon.comは2月3日(現地時間)、2021年第4四半期の業績発表で、米国でのサブスクリプションサービス「アマゾンプライム」の会費を18日から値上げすると発表した。月会費では12.99ドルを14.99ドルに、年会費では119ドルを139ドルにする。年会費は約17%の値上げになる。

 新規会員は2月18日から新料金に、現会員は3月25日以降に新料金になる。

 同社は値上げの理由を「プライム会員の特典の継続的な拡大と、賃金および輸送費の上昇」としている。同社はこれまで、2014年に年会費を79ドルから99ドルに、2018年に119ドルに値上げしている。なお、日本では2019年に年会費を3900円から4900円に初めて値上げした。

 Amazonの2021年第4四半期のアマゾンプライムを含むサブスクリプションサービス部門の売上高は前年同期比15%増の81億2300万ドルで、売上高全体の6%を占めている。ITmedia NEWS

#サブスク商法の真骨頂


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