私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ブランドのこと

2007-12-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険

 ブランド(brand)とは、特定の製品やサービスを識別するのに用いられる名称、記号、デザイン等を総称したものです。そして、文字や図形で表現される「商標」(トレードマーク)もブランドの一つです。ブランドの元々の語源は、牛等の家畜に焼印を付けることを意味する"brander"から来たものだと云います。

 さて、ブランドと云った場合は、特定会社の商品群やサービス、そして会社そのもの等を指しますが、そこから生み出される消費者が想起するイメージが重要なこととなります。つまり、消費者がある特定のブランドに対してもつ好意的な意識は、それに基づくそのブランドの反復的購買を促しますし、購買頻度が高く、その品質が事前に確認できないような製品ほど、それが生ずる傾向が高いと云います。そして、ブランドの価値としては、超過収益力として表現されます。他社とまったく同一の機能・性能を持つ商品を販売する場合でも、他社よりも高い値段を付けても売れるなら、それはブランドの信用力に由来する価値となるのです。

 ところで、ブランドには、長年に渡り築き上げられたものと、企業等が他社の製品やサービスの差別化を図るため単に付与された場合とがあると感じます。後者は云ってみれば、まったく歴史も実績もなく、イメージだけを宣伝等ででっち上げたものとも云えると感じられます。

 ブランド品と云った場合、時計で云えばロレックス、オメガ等が、服飾品で云えばアルマーニ等々でしょう。しかし、これらに私は一切興味もないし、これらブランド品に対する私の価値は、ないに等しいものです。しかし、私が興味を持つクルマに関して云えば、ブランドに対するイメージは、それぞれにあるのです。まったく独断と偏見の私のクルマメーカーに対するブランドイメージの一部を以下に記してみます。

・トヨタ
 無難なクルマ。著しい欠点も少ないが面白みも欠けたクルマ作りのメーカー。近い将来またまた豊田家の方が社長になる様子であるが、如何にもボンクラな人相の方と感じられる。
・レクサス
 でっち上げのハリボテ車。偽物の儲け過ぎ車である。
・ニッサン
 トヨタより走りも性能も良いが、デザイン(外装&内装)が滅茶苦茶に下手なメーカーである。そして、ルノーが親会社とはブランド価値を下げ、まったく残念無念なことと感じる。
・ホンダ
 最近、富に魅力あるクルマが無くなりつつあるメーカー。現社長は明らかに力量不足と感じられる。
・三菱
 まともなデザイナーが存在しないと感じられるメーカーである。ランエボ好きに怒られそうですが、三菱重工に吸収されでもし、軍用車両だけ造っていれば良いのではないのかとも感じられる。
・マツダ
 スポーツカーを作らせればなかなかのメーカーである。但し、フォード資本系列は誠に残念にも感じられる。
・ポルシェ
 正にスポーツカーメーカーとしてのブランドを確立したメーカー。そして、911シリーズは何時かは乗りたい私にとって夢のクルマである。但し、カイエンはポルシェとは認められないクルマ。
・BMW
 スポーティセダン作りとしては、魅力的なメーカー。
・メルセデスベンツ
 ドイツの象徴としてのメーカー。しかし、その実態は益々日本車に近付きつつあり、その魅力や良さは薄れつつあると感じられる。
・GM・フォード・クライスラー等のアメリカ車
 アメリカ車を一括りにして大味で粗雑な作り。(例外はもちろんあり。)

追記
 個別の販売店や整備工場、板金塗装工場でも、そのブランドというものが確立できたとすれば、今後迎えるかもしれない淘汰の時代に、生き残れる大きな要素の一つとなる様にも感じられます。また、大げさですが、個人がそのブランド作り(差別化)を意識して生きる時代なのかもしれないとも思います。


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