つい今知る、比較的近郊で生じた交通事故冤罪事件の報を書き留めたい。
事故日時は2019年1月22日18:13、場所は三島市萩の伊豆縦貫道下にある萩西交差点で生じた。事故概要は、同交差点を横断しようとした原付バイクと、その原付バイクの左方から直進してきた乗用車の衝突する事故だ。この事故で、原付バイクの中澤さん(当時50)はほぼ即死したという。乗用車の渡邊運転手(女性48)は、当初、自分は青信号で、相手の原付バイクが対向車線から突然右折してきて避けられなかったと主張していたという。警察も、その主張を前提に、事故内容を発表していたという。
ところが、事故で死亡した中澤さんの子など家族は、普段の父親の通勤経路から考えて、事故状況として不整合だと確信し、事故現場付近だとかSNS等、新聞折り込みやポスティングを行うなどして情報を募ったという。その結果を功を奏したのか、事故から9日語、一転して警察は乗用車の渡邊運転手を逮捕するに至ったという。
そして、本月10/22に沼津地裁で行われた刑事裁判第2回公判において、渡邊被告は、赤信号での交差点進入を認めたということだ。
この事故の中で、加害者の赤信号無視を証拠立てることになったのが、乗用車に取り付けられていたカーナビだという。その内容は、以下の通りだ。
カーナビには、そのすべてではないが、自社の走行軌跡が記録表示されるものがある。この走行軌跡には、その時点の位置情報と時刻情報が記録されるという。従って、この位置情報と時刻情報を詳細に分析すれば、事故時点における信号サイクルから、信号の色が判定出来るということらしい。
カーナビが立証した被告の「赤信号無視」 無念晴れるも、遺族が抱く初動捜査への不信
柳原三佳 | ノンフィクション作家・ジャーナリスト
10/30(金) 6:13
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20201030-00205374/
事故日時は2019年1月22日18:13、場所は三島市萩の伊豆縦貫道下にある萩西交差点で生じた。事故概要は、同交差点を横断しようとした原付バイクと、その原付バイクの左方から直進してきた乗用車の衝突する事故だ。この事故で、原付バイクの中澤さん(当時50)はほぼ即死したという。乗用車の渡邊運転手(女性48)は、当初、自分は青信号で、相手の原付バイクが対向車線から突然右折してきて避けられなかったと主張していたという。警察も、その主張を前提に、事故内容を発表していたという。
ところが、事故で死亡した中澤さんの子など家族は、普段の父親の通勤経路から考えて、事故状況として不整合だと確信し、事故現場付近だとかSNS等、新聞折り込みやポスティングを行うなどして情報を募ったという。その結果を功を奏したのか、事故から9日語、一転して警察は乗用車の渡邊運転手を逮捕するに至ったという。
そして、本月10/22に沼津地裁で行われた刑事裁判第2回公判において、渡邊被告は、赤信号での交差点進入を認めたということだ。
この事故の中で、加害者の赤信号無視を証拠立てることになったのが、乗用車に取り付けられていたカーナビだという。その内容は、以下の通りだ。
カーナビには、そのすべてではないが、自社の走行軌跡が記録表示されるものがある。この走行軌跡には、その時点の位置情報と時刻情報が記録されるという。従って、この位置情報と時刻情報を詳細に分析すれば、事故時点における信号サイクルから、信号の色が判定出来るということらしい。
カーナビが立証した被告の「赤信号無視」 無念晴れるも、遺族が抱く初動捜査への不信
柳原三佳 | ノンフィクション作家・ジャーナリスト
10/30(金) 6:13
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20201030-00205374/