新潟トヨタ不正車検の行政処分
この問題は本年4/1付けで新聞報道もなされていたが、今日現在でも国交省のWebサイトに公示なされていないのだが、新潟トヨタのWebサイトに処分内容が6月21日付けで公示なされているので書き留めておきたい。しかし、何故、こうも公示が遅れたのであろうか。
なお、再発防止策については、今までの例に漏れず、検査員に関わる権限とか発言力の強化という視点では一切の言及がなされていない。この当たり前のことを、何故記さないのだろうか。
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2022 年6 月21 日
新潟トヨタ自動車株式会社
不適切な車検整備に関する行政処分のご報告
本年3 月30 日に判明、公表いたしました弊社新潟店・レクサス新潟・新津店・豊栄店・三条店の5 店舗における不適切な車検整備につきまして、お客様をはじめ関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。
本日、国土交通省北陸信越運輸局より道路運送車両法の規定違反があったとして、下記の通り行政処分を申し渡されましたのでご報告申し上げます。
対象店舗 行政処分内容および停止期間
不適切な車検整備が判明した店舗 の処分内容
新潟店 指定整備業務の取消および関係検査員の解任
レクサス新潟 指定整備業務の取消および関係検査員の解任
新津店 指定整備業務の停止25 日間および関係検査員の解任
三条店 指定整備業務の停止40 日間
豊栄店 指定整備業務の停止30 日間
弊社の処分内容 他全店舗(9店舗) 指定整備業務の停止5 日間
弊社の全店舗において、店舗別の指定整備業務の取消・停止期間中も車検の受付を継続いたしますが、運輸支局への持ち込み車検等になるため、従来よりもお車をお預かりする期間が長くなることが想定されます。お客様には大変なご不便とご迷惑をおかけすることを深く受け止め、重ねてお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、このたびの行政処分を真摯に受け止め、弊社の役員および関係する社員に対し社内規定に基づく厳正な処分を実施するとともに、下記の再発防止策を徹底し、お客様に安心安全をご提供できるよう全社を挙げて取り組んでまいります。
なお、今回の再検査の対象となる500 台(保安基準適合証数598 件)につきましては、本日現在で489 台の再検査または登録抹消の確認を完了しております。一方で再検査が必要な11 台のお客様については、引き続き経緯説明に伴うお詫びと再検査のお願いを継続してまいります。
【 再発防止策 】
1.指定整備適正運営に向けた取り組み
<課題> 検査・整備作業の標準化策定の遅れに起因し、整備知識が不十分かつ定着していなかった
□ 指定自動車整備事業者として標準作業の見直しと持続的な知識の定着に加え、倫理規範や関係法令を含め職務に準ずる階層別教育計画を策定し、定期的継続的な整備作業の教育を推進します。
2.整備環境の改善について
<課題> 店舗別の業務実態を把握できておらず、高負荷な整備環境の改善に至らなかった
□ 業務実態を踏まえた店舗別要員計画を策定・執行するとともに、適切な作業時間の確保や平準化を含めた店舗内運用の見直しと設備投資を実行することで整備環境の改善に取り組みます。
3.より良き整備環境の醸成
<課題> 整備現場の声に耳を傾ける姿勢が不足しており、業務実態の変化に対応できなかった
□ 定期的な店舗訪問や店舗内ミーティングを通じて、職場内の要望を的確に把握し、改善に向け積極的に取り組みます。
【本件に関するお問い合わせ先】
・新潟トヨタ自動車(代表) 025-281-7111 (9:00~17:30,月曜定休)
・レクサス新潟 025-231-6000 (9:00~18:00,月曜定休)
(営業日につきましては、下記リンク先のカレンダーもご参照くださいますようお願いします)
https://www.niigata-toyota.co.jp/
以上
【関連記事】
トヨタ不正車検また新たに発覚【新潟トヨタ・5店舗】
2022-04-01 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/9cc77ca6c50261e9cf5d1c25d64319ce
#新潟トヨタ #不正車検
この問題は本年4/1付けで新聞報道もなされていたが、今日現在でも国交省のWebサイトに公示なされていないのだが、新潟トヨタのWebサイトに処分内容が6月21日付けで公示なされているので書き留めておきたい。しかし、何故、こうも公示が遅れたのであろうか。
なお、再発防止策については、今までの例に漏れず、検査員に関わる権限とか発言力の強化という視点では一切の言及がなされていない。この当たり前のことを、何故記さないのだろうか。
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2022 年6 月21 日
新潟トヨタ自動車株式会社
不適切な車検整備に関する行政処分のご報告
本年3 月30 日に判明、公表いたしました弊社新潟店・レクサス新潟・新津店・豊栄店・三条店の5 店舗における不適切な車検整備につきまして、お客様をはじめ関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。
本日、国土交通省北陸信越運輸局より道路運送車両法の規定違反があったとして、下記の通り行政処分を申し渡されましたのでご報告申し上げます。
対象店舗 行政処分内容および停止期間
不適切な車検整備が判明した店舗 の処分内容
新潟店 指定整備業務の取消および関係検査員の解任
レクサス新潟 指定整備業務の取消および関係検査員の解任
新津店 指定整備業務の停止25 日間および関係検査員の解任
三条店 指定整備業務の停止40 日間
豊栄店 指定整備業務の停止30 日間
弊社の処分内容 他全店舗(9店舗) 指定整備業務の停止5 日間
弊社の全店舗において、店舗別の指定整備業務の取消・停止期間中も車検の受付を継続いたしますが、運輸支局への持ち込み車検等になるため、従来よりもお車をお預かりする期間が長くなることが想定されます。お客様には大変なご不便とご迷惑をおかけすることを深く受け止め、重ねてお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、このたびの行政処分を真摯に受け止め、弊社の役員および関係する社員に対し社内規定に基づく厳正な処分を実施するとともに、下記の再発防止策を徹底し、お客様に安心安全をご提供できるよう全社を挙げて取り組んでまいります。
なお、今回の再検査の対象となる500 台(保安基準適合証数598 件)につきましては、本日現在で489 台の再検査または登録抹消の確認を完了しております。一方で再検査が必要な11 台のお客様については、引き続き経緯説明に伴うお詫びと再検査のお願いを継続してまいります。
【 再発防止策 】
1.指定整備適正運営に向けた取り組み
<課題> 検査・整備作業の標準化策定の遅れに起因し、整備知識が不十分かつ定着していなかった
□ 指定自動車整備事業者として標準作業の見直しと持続的な知識の定着に加え、倫理規範や関係法令を含め職務に準ずる階層別教育計画を策定し、定期的継続的な整備作業の教育を推進します。
2.整備環境の改善について
<課題> 店舗別の業務実態を把握できておらず、高負荷な整備環境の改善に至らなかった
□ 業務実態を踏まえた店舗別要員計画を策定・執行するとともに、適切な作業時間の確保や平準化を含めた店舗内運用の見直しと設備投資を実行することで整備環境の改善に取り組みます。
3.より良き整備環境の醸成
<課題> 整備現場の声に耳を傾ける姿勢が不足しており、業務実態の変化に対応できなかった
□ 定期的な店舗訪問や店舗内ミーティングを通じて、職場内の要望を的確に把握し、改善に向け積極的に取り組みます。
【本件に関するお問い合わせ先】
・新潟トヨタ自動車(代表) 025-281-7111 (9:00~17:30,月曜定休)
・レクサス新潟 025-231-6000 (9:00~18:00,月曜定休)
(営業日につきましては、下記リンク先のカレンダーもご参照くださいますようお願いします)
https://www.niigata-toyota.co.jp/
以上
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トヨタ不正車検また新たに発覚【新潟トヨタ・5店舗】
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#新潟トヨタ #不正車検