私の思いと技術的覚え書き

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経産キャリア官僚、また不祥事

2021-06-26 | 事故と事件
コロナ給付金詐欺で若手通産キャリア官僚2名逮捕
 これは、昨年行われた持続化給付金の受給詐欺でも、仕組みを知る多くの詐欺事件が起こった訳だが、緊急事態下の中で、あまり細かい立証書類を求めきれないという宿命があった故と思っている。ただし、今回の自営業などを対象とした家賃保証を給付する詐欺事件として、給付を担当する通産キャリア官僚が行っていたとは由々しき事態だと感じる。

 しかし、今回の事態も、想像だが持続化給付金と同じく電通とかパソナ辺りの特定業社を通じて行い、その給付要件とかを策定していた通産官僚自体が詐欺を行っていたのだから呆れるところではある。


追記
 最近、Net広告で、「○○給付金がもらえる」という様なものが目立つ。その多くのものが、実際は給付金ではなく、火災保険を利用した保険金請求を行うものであるが、「築7年とか10年の持ち家が対象」と記されており、そういう経年した家には災害などでなくても、なんらかの自然損耗があることを持って、偶然な災害を請求要件とした火災保険の請求根幹を揺るがしかねない広告内容から、一種の保険金詐欺を生起させているんじゃなかろうかと考えざるを得ない業社が目立つ。この件については、それら懸念を関係保険会社や消費者生活センター、警察など関わる管理者に通報済であるが、やはり狡は許されない訳であって、それが許されてしまう社会はきっと社会は乱れると思える。

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タワマンに高級外車情報で内偵捜査 詐欺容疑の経産官僚
6/25(金) 21:54配信 朝日新聞デジタル
 コロナ禍で売り上げが減った中小企業の関係者を装い、国の「家賃支援給付金」をだまし取ったとして、警視庁は25日、経済産業省のキャリア官僚の男2人を詐欺容疑で逮捕し、発表した。給付金は中小企業や個人事業主の倒産を防ぐために同省が打ち出した施策で、迅速な給付を優先するため審査を簡素にしていた。警視庁は2人が施策を悪用したとみている。

【写真】警視庁から移送される桜井真容疑者(左)=2021年6月25日午後9時16分、東京都千代田区、大山稜撮影

 逮捕されたのは、同省経済産業政策局産業資金課の係長、桜井真(28)=東京都千代田区一番町=と、同局産業組織課の職員、新井雄太郎(28)=東京都文京区向丘1丁目=の両容疑者。2人は高校の同級生で、桜井容疑者が2018年入省、新井容疑者が20年入省という。

 捜査2課によると、2人は共謀し、家賃支援給付金を国から詐取することを計画。昨年12月下旬ごろ、コロナ禍で売り上げが大幅に減った中小企業の関係者を装い、専用サイトから偽の賃貸契約書の画像データなどを提出するなどして給付金を申請し、今年1月上旬ごろに約550万円を詐取した疑いがある。新井容疑者が申請し、給付金の大半は桜井容疑者が受け取っていたとみられるという。同課は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。

 2人が申請に使ったのは19年11月設立の「新桜商事株式会社」。登記などによると、所在地は新井容疑者の自宅で、当初の社長は新井容疑者、現在は親族の女性になっている。コンサルタントや通信販売の事業をするとしているが、捜査2課によると実態のないペーパーカンパニーだという。給付金の申請では、3カ所の事務所で月に計約200万円の家賃を支払っていると申告していたが、新井容疑者の自宅と親族の自宅、桜井容疑者の実家だった。

 同課は桜井容疑者が高級タワーマンションに住み、高級外車に乗っているとの情報をつかみ、内偵捜査をしていた。経産省は逮捕を受け、「当省の職員が家賃支援給付金の詐欺の疑いで逮捕されたことは、誠に遺憾。捜査に最大限協力し、全容の解明を踏まえて、厳正に対処したい」とのコメントを出した。朝日新聞社


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