放射能汚染の除洗という問題がクローズアップされていますが、果たして全ての汚染地で問題ないレベル(1μSv/年)までの除洗なんて、できるのだろうかと素人ながら思ってしまいます。
校庭とか建物外壁ならともかく、もっと広大な農地、森林、野山など、どうしようもないのではと思うからです。もし、そんなことをしようとすれば、天文学的な費用も生じて来るだろうし、そもそもその汚染土を何処に保管するというのでしょうか。汚染土を保管する保管庫もしくは大深度地下の掘削費用までを想定したら、生半可な費用で済まないことでしょう。旧ソビエト末期のチェルノブイリでも、広大な汚染地の除洗作業に手が付けられたが、間もなく余りの膨大な手間と費用に断念したと聞きます。
水で流せば下流の淀みに密集し高放射線を発し、燃やせばその灰は高濃度となる。化学物質みたいな中和は不可能、どんなにしても消え去らず、ただ物理的な半減期により1/2、1/4・・・となるのを数十年とか何千、何万年という時の経るのを待つばかり。何という、やっかいな代物を、濃縮し、そして炉内で反応させて、作り出してしまったのでありましょうか。
作り出した人間を愚かだと思いますが、こんな事故を起こしても今だ使い続けようというする人間は、もっと愚かだと感じます。
校庭とか建物外壁ならともかく、もっと広大な農地、森林、野山など、どうしようもないのではと思うからです。もし、そんなことをしようとすれば、天文学的な費用も生じて来るだろうし、そもそもその汚染土を何処に保管するというのでしょうか。汚染土を保管する保管庫もしくは大深度地下の掘削費用までを想定したら、生半可な費用で済まないことでしょう。旧ソビエト末期のチェルノブイリでも、広大な汚染地の除洗作業に手が付けられたが、間もなく余りの膨大な手間と費用に断念したと聞きます。
水で流せば下流の淀みに密集し高放射線を発し、燃やせばその灰は高濃度となる。化学物質みたいな中和は不可能、どんなにしても消え去らず、ただ物理的な半減期により1/2、1/4・・・となるのを数十年とか何千、何万年という時の経るのを待つばかり。何という、やっかいな代物を、濃縮し、そして炉内で反応させて、作り出してしまったのでありましょうか。
作り出した人間を愚かだと思いますが、こんな事故を起こしても今だ使い続けようというする人間は、もっと愚かだと感じます。