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世の中、えせと接頭語が付くことに注意

2021-07-24 | コラム
世の中、えせと接頭語が付くことに注意
 えせ(似非とも記す)と名詞の接頭語の意味は、①似てはいるが本物ではない、にせものである、の意を表す。「―文化人」「―学問」、②2 つまらない、とるにたりない、質の悪い、の意を表す。

 この代表として「えせ」(もしくは「えせ行為」)がある。つまり、永年続いた差別の問題があり、差別は許されないとして同和対策事業などで行政はその解消を目指して来た。しかし、そんな中にあって、ほんらい民でもないのに、あえて団体を名乗り、相手の言葉尻を捉え「差別するのか!」などと恫喝したり、無言の威嚇を与える行為を云う。

 不肖、私も20数年の損害保険調査担当者の時代、未だ暴対法以前だったが、ヤクザ者が事故そのものの当事者になったり、示談に介入するのはしばしばだった。それともう一つが、このエセの介入なのだ。そもそも、エセを名乗る場合、これは右翼団体でも類似だが、本質実態はヤクザという場合がほとんどだろう。

 この他、「えせ」と付くのが、えせ学者とか、えせ鑑定とか、様々あると思えるが、それなりの職種の権威を借りで権威とか示威を加えるというものだろう。

 それと、損保調査員時代に経験したことだが、大手マスゴミを名乗ることで、そこまでの文言はさすがに云いやしないが、意に沿わない返事をすると記事にしてことを大きくする世間に流布するぞという威嚇を与える行為を行っているつもりなのだろう。私が現在の様に個人活動しているのなら、それがどうしたのという話しで相手にもしないが、これが組織に所属していると、なかなか難しい問題を生じる場合がある。つまり大会社ほど、世間の対面を重視せざるを得ないし、どうしてもエセとかメディアだと、驚異と感じてしまう問題があるのだろう。

 今次生じた、熱海・伊豆山の大土石流の盛り土の施行は、小田原に存在した新幹線ビルディング・天野二三男代表も、エセを名乗っていたらしい。この畏怖を受けて、熱海市の行政対応が、甘くなったという側面も見逃せないものだと思っている。


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1 コメント

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頑張ってください (ひでちゃん)
2021-08-25 05:43:13
僕も、昔損保で働いていました。
エセとは、直接対決までいきませんでしたが、電話怒鳴りつけたことがありました。
「うちの血の気の若いものをそっちに向かわせる」と言うので、
「ごちゃごちゃ言ってないで、すぐに来い」と言いましたが、結局それっきりになりました。
乗り込むべきでした。
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