ふと立ち寄った修理工場で見掛けたランクル・プラドのタイヤとアルミホイールですが、今までにみたこともない様な損傷を生じているのにちょっと驚きました。
アルミホイールの表側外面はほとんどキズらしい損傷もありません。しかし、ホイールの内側底部(外寄り)が大きな変形も生じず見事にといっていい程に切断されているではありませんか。しかも、タイヤもちょっと見る限り切損しているかどうかという判らない状態です。
アルミホイールの損傷で多いのは表側外周のリム部のガリキズ等でしょうが、酷い事故車になるとリム部の欠損とか変形を生じているのを見る機会はままあります。しかし、今回の様にまるで刃物で切り取った様に切断されているという事例は初めて見ました。
この原因は何かなあ?としばらく考えながら、タイヤの内側を観察するとトレッド部内側に周方向の亀裂が観察されました。当然、事故車も観察しましたが、左前部を衝突させている事故車で、極端な過大キャンバー角状態等からタイヤに直入力を受けているのは確かです。
そして、ホイールを切断せしめたのは、自車両のフロントブレーキバックプレートだと推察できたのでした。それはタイヤ外周部に巨大な直入力を受け、ホイールは変形しつつ底部がバックプレートと接触しながら回転し、見事に切り取ったというのが私の見解なのです。
アルミホイールの表側外面はほとんどキズらしい損傷もありません。しかし、ホイールの内側底部(外寄り)が大きな変形も生じず見事にといっていい程に切断されているではありませんか。しかも、タイヤもちょっと見る限り切損しているかどうかという判らない状態です。
アルミホイールの損傷で多いのは表側外周のリム部のガリキズ等でしょうが、酷い事故車になるとリム部の欠損とか変形を生じているのを見る機会はままあります。しかし、今回の様にまるで刃物で切り取った様に切断されているという事例は初めて見ました。
この原因は何かなあ?としばらく考えながら、タイヤの内側を観察するとトレッド部内側に周方向の亀裂が観察されました。当然、事故車も観察しましたが、左前部を衝突させている事故車で、極端な過大キャンバー角状態等からタイヤに直入力を受けているのは確かです。
そして、ホイールを切断せしめたのは、自車両のフロントブレーキバックプレートだと推察できたのでした。それはタイヤ外周部に巨大な直入力を受け、ホイールは変形しつつ底部がバックプレートと接触しながら回転し、見事に切り取ったというのが私の見解なのです。