私の思いと技術的覚え書き

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潜水艦映画とスラング

2022-12-07 | コラム
潜水艦映画とスラング
 映画(DVD)を見ることを好むが、新作を追い掛ける気持ちはさらさらない。それよりも、旧作のモノクロ作品に魅力を感じるものが多いことがある。一方、カラー作品で比較的CGエフェクトを一部の採用した作品にも、魅力を感じつつ、通して見ると云うより、その場面を見たくて見直し続けることがある。このことは、見続ける映画は違えども、類似の思いを持つ方も存するものと思う。

 そんな私が繰り返し見続ける映画の中で、「レッドオクトーバーを追え」は筆頭だろう。そもそも潜水艦映画に感心あると云うことだが、それでは私が潜水艦に乗り、例え艦長だとか副長という高位職だとしても、あんな閉塞空間と、一歩誤れば沈下を続け圧壊深度に至る様な環境を業としたいなどとは、いささかも思いもしない。こういうのは、本とか映画の中だから、良いと思えるのであって、実体験したいなどとは思いもしない。

 さて、英語に堪能な訳でもないがDVD映画は、できるだけオリジナル音声で見ることにしている。当然、日本語字幕で意味を解するのだが、オリジナル音声により、役者の声を聞きたいと云うことだ。そういう中で、スラング的というべき言葉を時々意識できる。

 代表的で各種映画で度々聞かれるのが、「fuck you!」だろう。元来、性的に「やっちゃう」とか「やりたい」という意味だろうが、性的でなくても「死ね」とか「くたばれ」という意味だろう。それとか、「手を上げろ」は「hold up」だが、もっと切迫した場面では、「Freeze!」というのがあるが、文字通り「固まれ」だが、「止まれ」もしくは「動くな」という意味だ。

 今回取り上げるのは、レッドオクトーバーの艦長ラミウス(ショーンコネリー)が副長ボロディンに話している、字幕和訳としては「だが、とんでもないアホだと・・・」と云うのだが、原語音声としては「if we get some buckaroo・・・」というものだ。この和訳の「アホ」が「buckaroo」(バッカロー)になるのだが、Netで意味を検索すると、ある地方での「カウボーイ」の呼び名とか記してある。
 そもそも「カウボーイ」というのは、西部劇で日本人一般に知られたワードだが、そもそもスラング的には、「おまえカウボーイだ」(a you couboy)などと呼べば、「couboy」は“粋な伊達男(色男)”、“やんちゃ坊主”、“目立ちたがり屋”、“無茶な運転をするドライバー”などの俗称もしくは蔑称というスラング的な意味を持つらしい。
  
【映画評】ハンターキラー 潜航せよ
2020-07-13 | 論評、書評、映画評など
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/b5ea820c398795906869438080d508ac


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