米スーパーで無人車が動き出し衝突・運手席に愛犬が
米国のウォルマート(大型スーパー)の駐車場内の話しだが、無人の車が動き出し、衝突後被害車の車の者が加害車を覗いたら、犬が運転席に居て悪びれた風だったというものだ。
ソースのFacebookで見ると、相手車とぶつかった状態の写真まであるが、動いた車両の左前と、相手車の左前側部(左前輪の辺り)に衝突しているのだが、ほとんど大きな損傷を生じている様には見えない。このことから察するに、当該動き出した車は、記事冒頭にある「急発進した」とはウソで、いわゆるクリープでゆっくり動き出したというのが妥当だろう。
犬が原因と云うことだが、何れにしてもエンジンは始動状態であっただろう。エンジン始動に関わる、ギヤPでブレーキ踏んで、キー廻すなりスタートボタンを押すことはできようもないから。となると、駐車ブレーキなし(もしくは甘い)で、ギヤをPもしくはNからDにしたという可能性が、そもそもDレンジのまま駐車ブレーキで停止していたかだろう。
駐車ブレーキが足動式だと、あの位置で犬が踏み込めるか?、また手動式だと、レバー頭のボタンを押しレバーを下げる2段階操舵だが犬にできるか?と思う。ATレンジだが、Pから動かすには、横ボタンを押す2段階操作だが犬には不可能だろう。一方、NからDへの操作は1段階操作だから、犬が体をぶつければあり得る。
まとめとしては、エンジン始動のままで、Nレンジで、駐車ブレーキを掛けてはいたが大甘だった。ここで、車内の犬が、ATレバーをNからDに意識もなく動かすことになり、クリープ作用で駐車ブレーキが甘いこともあり動き出し衝突したのではないか。
このATクリープの動き出しだが、過去から何名もの犠牲者が出ている。相手物までが近い場合はさほど押す力(mv)はおおききならないが、距離を進むに従って速度は上がり押す力(mv)も増大する。例えば、今回の動き出し車の10m先の壁の前に壁の方を見ている人がいたら、ほとんどエンジン音をアイドルのままゆっくり近づいているクルマを意識することなく、突然壁との間に居列に押し付けられ圧死する。人体の頭蓋骨など優に粉砕する強い力に、AT普及以来、何名が亡くなっているだろうか。
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スーパー駐車場で車が急発進、2台に衝突 被害者は「運転席に犬がいた」と驚きの証言(米)
Techinsight 12/7(水) 10:00配信
急発進した車の運転席に犬が!(画像は『Kilgore Police Department 2022年12月1日付Facebook「KPD apprehended a reckless driver today after he ran into two cars in the parking lot Walmart.」』のスクリーンショット)
アメリカのスーパーの駐車場で今月1日、1台の車が急発進し2台の車に衝突する事故が発生した。被害者は突っ込んできた車の運転席に「犬が座っていた」と証言しており、飼い主が買い物中に車の中で待っていた犬が何かの拍子にサイドブレーキを解除してしまったことが事故の原因と地元警察が公表している。『Fox News』などが伝えた。
今月1日、米テキサス州キルゴア市にあるキルゴア警察がFacebookで驚きの事故について公表した。事故は大型スーパーマーケット「ウォルマート(Walmart)」の駐車場で発生し、1台の車が急発進して近くにあった2台の車に衝突したというものだった。
投稿では「被害者の1人は急発進した車が突っ込んでくるのを目撃しましたが、避けることはできませんでした。そして被害者の男性が相手の車の運転席を確認するとそこには犬が座っていたと言い、ショックを受けたと明かしています」と報告しており、なんと今回の事故は犬が車を発進させてしまったことが原因だった。
この犬の飼い主は当時、愛犬を車の中に待たせたまま買い物に出かけていたことが明らかになっている。キルゴア警察は、投稿の中で「犬が車を発進させるのはあり得ないと思ってしまいますが、被害者は衝突直前にハンドルの前に座る犬の姿を目撃しています。飼い主がいない間に少し不安になってしまった犬は車の中を跳ねまわり、恐らくその際にリードが引っかかってサイドブレーキを解除してしまったのでしょう」と見解を示した。また「車のステアリングコラム(自動車の操舵装置を成す部品のひとつ)に以前から損傷があったことも、事故が起きたことと関連性があるかもしれません」とも述べた。
なお投稿には、助手席に座り込み目を細めてじっと前を見つめる犬の姿を捉えた写真も添えられていた。キルゴア警察は「犬は罪の意識を感じているような表情をしていましたね」とコメントしており、幸いにもケガ人は出なかったが思いがけず事故を起こしてしまい犬も呆然としていたのかもしれない。
このニュースを見た人からは「この犬も怖かっただろうね」「こんな事故は初めて聞いたよ!」「ケガ人が出ていないから面白い話になったけど、人が轢かれなくて本当に良かった」「この場合は車の修理費が保険でカバーされるのか気になる」など様々なコメントが届いている。
ちなみに今年3月にはドイツで、オービスが捉えたスピード違反証拠写真が届き、確認してみると運転席に座る愛犬の姿が写っていたという。
画像は『Kilgore Police Department 2022年12月1日付Facebook「KPD apprehended a reckless driver today after he ran into two cars in the parking lot Walmart.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
米国のウォルマート(大型スーパー)の駐車場内の話しだが、無人の車が動き出し、衝突後被害車の車の者が加害車を覗いたら、犬が運転席に居て悪びれた風だったというものだ。
ソースのFacebookで見ると、相手車とぶつかった状態の写真まであるが、動いた車両の左前と、相手車の左前側部(左前輪の辺り)に衝突しているのだが、ほとんど大きな損傷を生じている様には見えない。このことから察するに、当該動き出した車は、記事冒頭にある「急発進した」とはウソで、いわゆるクリープでゆっくり動き出したというのが妥当だろう。
犬が原因と云うことだが、何れにしてもエンジンは始動状態であっただろう。エンジン始動に関わる、ギヤPでブレーキ踏んで、キー廻すなりスタートボタンを押すことはできようもないから。となると、駐車ブレーキなし(もしくは甘い)で、ギヤをPもしくはNからDにしたという可能性が、そもそもDレンジのまま駐車ブレーキで停止していたかだろう。
駐車ブレーキが足動式だと、あの位置で犬が踏み込めるか?、また手動式だと、レバー頭のボタンを押しレバーを下げる2段階操舵だが犬にできるか?と思う。ATレンジだが、Pから動かすには、横ボタンを押す2段階操作だが犬には不可能だろう。一方、NからDへの操作は1段階操作だから、犬が体をぶつければあり得る。
まとめとしては、エンジン始動のままで、Nレンジで、駐車ブレーキを掛けてはいたが大甘だった。ここで、車内の犬が、ATレバーをNからDに意識もなく動かすことになり、クリープ作用で駐車ブレーキが甘いこともあり動き出し衝突したのではないか。
このATクリープの動き出しだが、過去から何名もの犠牲者が出ている。相手物までが近い場合はさほど押す力(mv)はおおききならないが、距離を進むに従って速度は上がり押す力(mv)も増大する。例えば、今回の動き出し車の10m先の壁の前に壁の方を見ている人がいたら、ほとんどエンジン音をアイドルのままゆっくり近づいているクルマを意識することなく、突然壁との間に居列に押し付けられ圧死する。人体の頭蓋骨など優に粉砕する強い力に、AT普及以来、何名が亡くなっているだろうか。
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スーパー駐車場で車が急発進、2台に衝突 被害者は「運転席に犬がいた」と驚きの証言(米)
Techinsight 12/7(水) 10:00配信
急発進した車の運転席に犬が!(画像は『Kilgore Police Department 2022年12月1日付Facebook「KPD apprehended a reckless driver today after he ran into two cars in the parking lot Walmart.」』のスクリーンショット)
アメリカのスーパーの駐車場で今月1日、1台の車が急発進し2台の車に衝突する事故が発生した。被害者は突っ込んできた車の運転席に「犬が座っていた」と証言しており、飼い主が買い物中に車の中で待っていた犬が何かの拍子にサイドブレーキを解除してしまったことが事故の原因と地元警察が公表している。『Fox News』などが伝えた。
今月1日、米テキサス州キルゴア市にあるキルゴア警察がFacebookで驚きの事故について公表した。事故は大型スーパーマーケット「ウォルマート(Walmart)」の駐車場で発生し、1台の車が急発進して近くにあった2台の車に衝突したというものだった。
投稿では「被害者の1人は急発進した車が突っ込んでくるのを目撃しましたが、避けることはできませんでした。そして被害者の男性が相手の車の運転席を確認するとそこには犬が座っていたと言い、ショックを受けたと明かしています」と報告しており、なんと今回の事故は犬が車を発進させてしまったことが原因だった。
この犬の飼い主は当時、愛犬を車の中に待たせたまま買い物に出かけていたことが明らかになっている。キルゴア警察は、投稿の中で「犬が車を発進させるのはあり得ないと思ってしまいますが、被害者は衝突直前にハンドルの前に座る犬の姿を目撃しています。飼い主がいない間に少し不安になってしまった犬は車の中を跳ねまわり、恐らくその際にリードが引っかかってサイドブレーキを解除してしまったのでしょう」と見解を示した。また「車のステアリングコラム(自動車の操舵装置を成す部品のひとつ)に以前から損傷があったことも、事故が起きたことと関連性があるかもしれません」とも述べた。
なお投稿には、助手席に座り込み目を細めてじっと前を見つめる犬の姿を捉えた写真も添えられていた。キルゴア警察は「犬は罪の意識を感じているような表情をしていましたね」とコメントしており、幸いにもケガ人は出なかったが思いがけず事故を起こしてしまい犬も呆然としていたのかもしれない。
このニュースを見た人からは「この犬も怖かっただろうね」「こんな事故は初めて聞いたよ!」「ケガ人が出ていないから面白い話になったけど、人が轢かれなくて本当に良かった」「この場合は車の修理費が保険でカバーされるのか気になる」など様々なコメントが届いている。
ちなみに今年3月にはドイツで、オービスが捉えたスピード違反証拠写真が届き、確認してみると運転席に座る愛犬の姿が写っていたという。
画像は『Kilgore Police Department 2022年12月1日付Facebook「KPD apprehended a reckless driver today after he ran into two cars in the parking lot Walmart.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)