静岡県東部でオレオレ詐欺が目立つと云うこと
このところ市の広報とか呼びかけで、静岡県でも特に東部地区のオレオレ詐欺被害などが増えているとの情報がある。以下記事を参照。
そんなことも含め、静岡県警のHPから静岡県の犯罪というデータを概観してみたのが添付の2つの表だ。
1つめの表は、犯罪の大区分した時の県内各警察署毎の犯罪認知件数表だ。静岡県は東西に広く、東、中、西と3区分で語られることが多い。この区分の中で、オレオレ詐欺など、詐欺犯罪は「知能犯」に区分されている様だ。これから見ると、特に知能犯が多いといういう携行が顕著に表れているとは見えない。
2つめの表では、特殊詐欺に類する犯罪速報をR2年からR4年4月までを集計したものだが、各年合計は大差ないが、年計を見てもらえば判るがR2年と比べR3年は、オレオレ詐欺は2倍以上増加している。ただし、こちらの地区別データは、掲載がなく集計できなかった。
なお、昨今マスコミで取り上げられることがある、持続化給付金などの還付金の件数は、R2年は年末前までゼロだが、それ以降R4年現在まで増加している。
なお、表1には、各地域の人口や世帯数も合わせて集計してみたが、特殊詐欺の場合、被害者が静岡県であっても、犯人は他地域(おそらく東京都その周辺だろう)であるので、特殊詐欺については、その地の人口の相関はあり得ないだろう。
------------------------------------------------
「おれおれ詐欺」急増 医師や息子装う手口 静岡県警注意呼び掛け
静岡新聞 2021.8.19
ソースURL:https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/947402.html
東部総局 大石真聖
息子や医師などをかたって現金をだまし取る「おれおれ詐欺」の被害が今夏、静岡県内で急増している。沼津市内では7月下旬以降、喉の病気を理由に声の違和感をごまかす手口で、高齢女性が現金をだまし取られる被害が3件発生した。県警生活安全企画課の担当者は「医者や病院をかたることで、重い病を心配して平常心を失う家族の心理を突いている」と指摘する。
静岡県内のおれおれ詐欺の被害状況
静岡県内のおれおれ詐欺の被害状況
同課によると、県内の2021年の被害認知件数は17日現在、前年同期比47件増の92件(速報値)となり昨年1年間の認知件数67件を超えた。被害額は4642万円増の1億5424万円に上っている。3月以降は、6月を除き毎月10件以上の被害を確認した。7月は15件、8月は17日現在で19件(速報値)を数えるなど増加傾向にあり、関係者は危機感を強める。
手口では、息子や医師などをかたるサギ電話が多いという。「喉の病気で(息子さんが)病院に来た」などとうそをついたり、「仕事の書類を送り間違えた」と言って、金銭やカードを要求したりする場合がある。市役所職員などをかたる還付金詐欺も増加している。県警は「現金やキャッシュカードを要求する電話は特殊詐欺を疑い、警察に相談してほしい」と注意を呼び掛ける。
#静岡県の犯罪 #オレオレ詐欺
このところ市の広報とか呼びかけで、静岡県でも特に東部地区のオレオレ詐欺被害などが増えているとの情報がある。以下記事を参照。
そんなことも含め、静岡県警のHPから静岡県の犯罪というデータを概観してみたのが添付の2つの表だ。
1つめの表は、犯罪の大区分した時の県内各警察署毎の犯罪認知件数表だ。静岡県は東西に広く、東、中、西と3区分で語られることが多い。この区分の中で、オレオレ詐欺など、詐欺犯罪は「知能犯」に区分されている様だ。これから見ると、特に知能犯が多いといういう携行が顕著に表れているとは見えない。
2つめの表では、特殊詐欺に類する犯罪速報をR2年からR4年4月までを集計したものだが、各年合計は大差ないが、年計を見てもらえば判るがR2年と比べR3年は、オレオレ詐欺は2倍以上増加している。ただし、こちらの地区別データは、掲載がなく集計できなかった。
なお、昨今マスコミで取り上げられることがある、持続化給付金などの還付金の件数は、R2年は年末前までゼロだが、それ以降R4年現在まで増加している。
なお、表1には、各地域の人口や世帯数も合わせて集計してみたが、特殊詐欺の場合、被害者が静岡県であっても、犯人は他地域(おそらく東京都その周辺だろう)であるので、特殊詐欺については、その地の人口の相関はあり得ないだろう。
------------------------------------------------
「おれおれ詐欺」急増 医師や息子装う手口 静岡県警注意呼び掛け
静岡新聞 2021.8.19
ソースURL:https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/947402.html
東部総局 大石真聖
息子や医師などをかたって現金をだまし取る「おれおれ詐欺」の被害が今夏、静岡県内で急増している。沼津市内では7月下旬以降、喉の病気を理由に声の違和感をごまかす手口で、高齢女性が現金をだまし取られる被害が3件発生した。県警生活安全企画課の担当者は「医者や病院をかたることで、重い病を心配して平常心を失う家族の心理を突いている」と指摘する。
静岡県内のおれおれ詐欺の被害状況
静岡県内のおれおれ詐欺の被害状況
同課によると、県内の2021年の被害認知件数は17日現在、前年同期比47件増の92件(速報値)となり昨年1年間の認知件数67件を超えた。被害額は4642万円増の1億5424万円に上っている。3月以降は、6月を除き毎月10件以上の被害を確認した。7月は15件、8月は17日現在で19件(速報値)を数えるなど増加傾向にあり、関係者は危機感を強める。
手口では、息子や医師などをかたるサギ電話が多いという。「喉の病気で(息子さんが)病院に来た」などとうそをついたり、「仕事の書類を送り間違えた」と言って、金銭やカードを要求したりする場合がある。市役所職員などをかたる還付金詐欺も増加している。県警は「現金やキャッシュカードを要求する電話は特殊詐欺を疑い、警察に相談してほしい」と注意を呼び掛ける。
#静岡県の犯罪 #オレオレ詐欺