私の思いと技術的覚え書き

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レバノン大爆発を遡る99年前の大爆発

2020-08-09 | 事故と事件
 レバノン・ベイルート爆発は、爆心地のクレーターが、深さ40m以上に達していたと報じられ、改めて爆発の凄さを思う。しかし、この爆発で30万人が住まいを失ったというが、この都市の人口密集地で160名程度の死者で済んだことを、むしろ不思議に思う。

 このベイルート爆発より99年も前、ドイツのバイエルン州オッパウという化学工場で、今回と似た硝酸アンモニウム(+硫酸アンモニウム)が4500トンが爆発したという大事故があったことを知った。(ベイルート爆発では硝酸アンモニウム2750トンと云う)
 詳しくは、下記リンクの「オッパウ大爆発」を参照願いたいが、死者509名、行方不明160名、負傷者2000名弱だそうだ。なお、この化学工場は、現在でも世界最大の化学工場であり、日本にも現地法人があるし、中国にも自動車と共に大きく進出している「BASF」という企業だ。

オッパウ大爆発(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%91%E3%82%A6%E5%A4%A7%E7%88%86%E7%99%BA

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