最近のニュースでホンダの新型ライフの報に接しました。しかし、期待したスタイルは変わり映えもしなく、「これじゃまた売れんわな」と思わずにはいられません。
昔の話となりますが、ホンダは軽自動車でN360と いう大ヒット車を登場させました。当時の水準を遙かに凌ぐ動力性能等や室内の広さを追求したパッケージング等が成功の理由だったと思い出します。その後もホンダは、スタイリング的な魅力に富むZを生産する等、ホンダの軽自動車は人気があったものでした。それ移行の360cc時代の軽自動車は、各メーカーで馬力競争に走り出し、スズキフロンテクーペ等はカッコの良い(ジウジアーロデザインと伝わります)し、そのエンジン馬力は37psまでに至ったものでした。しかし、昨今の自動車ですが、FF車一辺倒ですが、また何処かのメーカーでRR(リヤエンジンリヤドライブ)を作らないかなとも思います。インドのタタ自動車から登場すると伝えられる小型車もRRであると云われていますので、面白いのかもしれません。しかし、FF車は既に技術的に熟成がなされており、今更RR車を作るのはコスト的にも難しいのだと思います。
そういえば、RR車として一世を風びしたイタリアのフィアット500(チンクチェント)も、新型ではFFになってしまっています。しかし、あの愛嬌あるスタイルは健在で、これも良いものだと感じます。
トヨタのiQですが、グッドデザインに続いてカーオブザイヤーまで受賞してしまいましたが、私には全然魅力を感じられないクルマです。その価格も150万~160万円と高く、「これ買うんならヴィッツかマーチにするか軽にするか」と考えるのが普通の日本人の心理と思ってしまいます。スタイルもカッコ悪いし、少なくとも国内では大して売れないクルマと感じざるを得ません。
ところで、これら軽自動車を含めミニマムカーですが、その価格が高すぎるものと感じてしまうのは私ばかりではないと思います。その理由ですが、近年の安全ボデーへの要請への対応があるのだと感じています。最近のクルマのは超高張力鋼板やテーラードブランク材(異なった板厚の鋼板をレーザー溶接した素材を一括プレス成形したボデー部品)の最先端鋼材の採用が増えつつありますが、その利用は軽自動車等のミニマムカー程、採用例が多いのです。ですから、インストルメントパネルがオールPPでスラッシュ成型になっていない等、見た目は安っぽい軽自動車ですが、そのボデー製作の素材コストは下手な小型車より要している場合が多いのだと想像します。
それと、エアバック等のセーフティ装備の充実もあるのでしょう。iQには合計9個のエアバック(フロント左右の上下、左右サイドの上下、リヤウインドウ)が標準装備されているそうです。そして、ベルトテンショナーも当然装着されていますし、ESC(スタビリティ制御)まで標準装備だそうです。「これじゃあ高くなるわ」と思わずにはいられません。 しかし、こういうミニマムカーが増加して行くと、販売業社の利幅も小さいくなりますし、事故修理を行う板金塗装業も、修理はし難いわ全損になる確率が増え易いわと悩みの種となるのでしょう。
昔の話となりますが、ホンダは軽自動車でN360と いう大ヒット車を登場させました。当時の水準を遙かに凌ぐ動力性能等や室内の広さを追求したパッケージング等が成功の理由だったと思い出します。その後もホンダは、スタイリング的な魅力に富むZを生産する等、ホンダの軽自動車は人気があったものでした。それ移行の360cc時代の軽自動車は、各メーカーで馬力競争に走り出し、スズキフロンテクーペ等はカッコの良い(ジウジアーロデザインと伝わります)し、そのエンジン馬力は37psまでに至ったものでした。しかし、昨今の自動車ですが、FF車一辺倒ですが、また何処かのメーカーでRR(リヤエンジンリヤドライブ)を作らないかなとも思います。インドのタタ自動車から登場すると伝えられる小型車もRRであると云われていますので、面白いのかもしれません。しかし、FF車は既に技術的に熟成がなされており、今更RR車を作るのはコスト的にも難しいのだと思います。
そういえば、RR車として一世を風びしたイタリアのフィアット500(チンクチェント)も、新型ではFFになってしまっています。しかし、あの愛嬌あるスタイルは健在で、これも良いものだと感じます。
トヨタのiQですが、グッドデザインに続いてカーオブザイヤーまで受賞してしまいましたが、私には全然魅力を感じられないクルマです。その価格も150万~160万円と高く、「これ買うんならヴィッツかマーチにするか軽にするか」と考えるのが普通の日本人の心理と思ってしまいます。スタイルもカッコ悪いし、少なくとも国内では大して売れないクルマと感じざるを得ません。
ところで、これら軽自動車を含めミニマムカーですが、その価格が高すぎるものと感じてしまうのは私ばかりではないと思います。その理由ですが、近年の安全ボデーへの要請への対応があるのだと感じています。最近のクルマのは超高張力鋼板やテーラードブランク材(異なった板厚の鋼板をレーザー溶接した素材を一括プレス成形したボデー部品)の最先端鋼材の採用が増えつつありますが、その利用は軽自動車等のミニマムカー程、採用例が多いのです。ですから、インストルメントパネルがオールPPでスラッシュ成型になっていない等、見た目は安っぽい軽自動車ですが、そのボデー製作の素材コストは下手な小型車より要している場合が多いのだと想像します。
それと、エアバック等のセーフティ装備の充実もあるのでしょう。iQには合計9個のエアバック(フロント左右の上下、左右サイドの上下、リヤウインドウ)が標準装備されているそうです。そして、ベルトテンショナーも当然装着されていますし、ESC(スタビリティ制御)まで標準装備だそうです。「これじゃあ高くなるわ」と思わずにはいられません。 しかし、こういうミニマムカーが増加して行くと、販売業社の利幅も小さいくなりますし、事故修理を行う板金塗装業も、修理はし難いわ全損になる確率が増え易いわと悩みの種となるのでしょう。