今年は米国の大統領選挙が行われており、その選挙戦のことが度々報道がなされています。しかし、有力候補のバラク・オバマ氏は４６才と若く、我が国と異なる米国の若きパワーと云ったものを感じさせてくれます。
さて、若き米国大統領としては、過去に悲劇の暗殺で最期を遂げたジョン・Ｆ・ケネディ氏のことが思い出されます。このケネディ氏は数々の名言を残していますが、その中で心に残るものとして「勇気」があります。必要とあらば、ものごとに立ち向かう勇気であり、自らの反省を行い過ちを認める勇気であり、私的な欲望を抑制する勇気なのです。また、大統領就任演説での次のフレーズは、あらゆる組織に属するものとして、極めて大切な気構えを教えてくれるものだと感じます。
我が同胞であるアメリカ国民諸君へ、諸君の国が諸君のために何をなしてくれるかを問い給うな。諸君が諸君の国のために、何をなしうるのかを問うて欲しい。
わが友である世界の市民諸君へ、アメリカが諸君のためになにをなすかを問い給うな。われわれが共になにをなしうるのかを問い給え！
