12日に発生した中国・四川省大地震は、その死者(見込み含む)が日々増大し続けております。死亡見込み者数は、現在のところ7万人以上とまで報じられています。
ところで、四川省の核関連施設のことが気掛かりです。軍事関係の核関連施設や原子力発電所等です。ちらほらと核関連のことも報道がされ始めましたが、その情報は極めて限定されたものとなっています。
昨年7月の新潟県中越沖地震で被災し、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)は、未だ運転停止中で再開の目処が明確でない様です。この地震による原子炉および建屋そのものには被害はないというものの、関連施設では想定震度を超える揺れで不具合が多発した様子です。自然災害とは、人智を越えるものなのだと改めて思います。
現在、CO2の問題から原子力発電が見直されつつあり、世界的に増加する機運が高まっていると伝えられています。しかし、旧ソ連のチェルノブイリ発電所のことや、日本のJCOのことも含め、核施設とは恐ろしいものであると感じられます。