近年、行政、企業、団体の組織体の社会に影響力を及ぼす者が、直接的および間接的に関わりを持つ、株主や消費者そして従業員等々に対しての、説明責任(アカウンタビリティー:Accountability)の必要性が社会的命題として要請されています。
私が業務を行う保険会社も同様で、種々のアカウンタビリティーを求められる様になっています。具体的に云えば、保険契約者様への説明・報告であり、事故被害者様への賠償金の妥当性の説明等になります。また、修理工場さん等へのアカウンタビリティーが求められることも忘れてはならないことです。従って、これら十分なアカウンタビリティーを達成するためには、業務に関する必要十分以上のスキル(能力)が求められることは間違いありません。
なお、修理工場さんにも、企業として商品(修理)を販売する以上、消費者(保険会社も含まれます)に対するアカウンタビリティーが求められるのです。従いまして、私は、修理工場さんに説明を行うと共に、説明も求めます。そして疑問点が生じれば、種々の打合せを積み重ね、公正妥当な損害額の決定に到りたいと願うのです。