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高知・新たな無罪主張裁判が結審・判決は7月13日

2022-06-02 | 事故と事件
高知・新たな無罪主張裁判が結審・判決は7月13日
 この報で知るが、2021年に高知県土佐市の郵便局で600万円強盗事件の犯人として、高知地裁で裁判が行われていたが、昨日(6/1)の検察の論告求刑懲役7年求刑で結審したという。被告人(32)は、裁判長から最後に何か云いたいことは問われ「僕は犯人ではないありません」と答えたという。

 この事件、詳細だとか証拠の内容は承知していないが、内容によっては新たな冤罪事件に発展する可能性があり注目すべきものだ。

 なお、高知県と聞けば真っ先に思い浮かぶのが、「高知白バイ事件」だ。小学校のスクールバスが路外レストラン駐車場から右折して片側2車線の国道へ出ようと、センターライン付近まで進入していたところへ、右方向から進行してきた白バイが激突して即死した事件だ。警察や検察の主張は、バスが時速10km/hで進行し急制動したとして、当該バスの1m弱のスリップ痕の写真を提示しているが、そもそもその速度だとスリップ痕は付かないし、このバスにはABS装置が装備されておりもっと高速でも,この様なスリップ痕は付かない。しかも、バス内に居た小学生の多人数すべてはバスの急制動を否定している。しかも、この裁判官は、白バイの後部を走行していた軽トラック男性の驚くべき高速度で抜かしていったという証言と、対向車線から本事故を見たと主張する同僚の白バイ隊員の証言を比べ、およそ訓練された白バイ隊員の証言が信用できるなどと論理矛盾なことをのことを判決理由で述べ、一審有罪、高裁有罪、最高裁は却下で高裁判決で確定収監されている事件だ。付言しておくと、警察および検察の証拠捏造も酷いが、1審の弁護士もボロすぎる。何故、事故時の衝突した白バイの速度が60km/hと認定されたものを、求釈明もしくは鑑定要請して衝突速度の証明を求めなかったのだろうか。私見だが、この白バイの衝突速度は80km/hを下回るものではないと確信する損傷を、白バイおよび該当バスの双方から見て、過去の知見上間違いないと判断している。同一条件の実験は難しいだろうが、類似の事件を幾つか行うことで、このことは証明できると確信するところだ。

高知白バイ衝突死事故 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%99%BD%E3%83%90%E3%82%A4%E8%A1%9D%E7%AA%81%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E6%95%85


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「僕は犯人じゃありません」被告(32)改めて無罪主張 検察は懲役7年求刑 “郵便局強盗事件”の裁判【高知】
テレビ高知 6/1(水) 16:31配信
 2021年、高知県土佐市の郵便局で現金600万円を奪った罪などに問われている男の裁判が結審し、検察官は懲役7年を求刑、弁護人は無罪を主張しました。

起訴内容によりますと、藤原嗣大被告(32)は、2021年10月、土佐市の宇佐郵便局に包丁を持って押し入り現金600万円を奪った、強盗などの罪に問われています。これまで藤原被告は一貫して「犯人は自分ではない」と主張していました。

1日の公判で検察官は、「第三者が犯人だとすれば、被告の弁解は防犯カメラの映像と整合しない」と指摘。発見されたニット帽から被告のDNAが検出されていることなどから、「自らの重大な犯罪に真摯に向き合う姿勢が見られない」として懲役7年を求刑しました。

これに対し弁護人は、「被告は『普段から無用心に車の鍵を車内に入れている』と供述していて、第三者が被告の車を使って犯行を行ったもの。被告の供述は信頼でき、犯人である客観的な証拠はない」と無罪を主張しました。

藤原被告は裁判長から最後に「何か言いたいことは」と問われると、大きな声で「僕は犯人じゃありません」と語りました。判決は7月13日に言い渡されます。


#高知で新たな冤罪事件(かも)発生


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