高速道路で(特に夜間)、道路の大半を占有するのは大型トラックを中心とした貨物車でしょう。これは20年前と比べてもほとんど変わりません。ところで、20年前との違いは、当時は速度リミッター(90km/h)が付いていなかったので、おそらく車両としての最高速は140km/h程も出せましたから、追い越し車線も貨物車に占有され、乗用車で120km/hで走行中、後方から煽られるなんてこともままあったのですが、最近はなくなりました。但し、幾ら最高速140出ると云っても、所詮車重の思い貨物車です。乗用車の様な加速で最高速に達する訳ではありません。また、登坂路では極端に加速は鈍くなります。ですから、先行車追い越しのため追い越し車線に出ても、先行車を追い越すためには長い時間が掛かり、後続の乗用車をイラつかせます。また、現在でも旧年式のターボなし大排気量の貨物車はリミッターなしですから、高速路でも一般バイパス路でも飛ばしているクルマが時々います。
それもこれも貨物車を飛ばし急がせる理由として、トヨタが手前勝手に自慢しているカンバン方式の普及がある様に想像されてなりません。いわゆるジャストインタイムですが、遅くても早くてもNG、運転手としてはなるべく早く目的地近くに達し、時間調整したいと心理的な圧力を受け続けるのです。統計的な資料もなく問題視をされたと云うニュースもありませんが、カンバン方式が根底に内在する事故というのも結構ある様に思えてならないというのが私見です。
もう一つ、積荷の積載量の関係です。主にダンプなどで多いのですが、過去は幹線路沿いに検量所が多くあり、ダンプなどの積車重量(カンカンなどと呼称)を検査摘発していました。しかし、現在はほとんど稼働していない様です。また、現在では、道路内に埋め込んだセンサーにより走行中の車重を検出できるものまでが開発されているといいますが、これで摘発されたという事例は聞きません。
確かに過去の高度成長時代に比べ、現在ではダンプの保有台数も減少し、過積載の数は減少しているものと想像します。但し、コボレーンなどの荷こぼれ防止装置を立て、過積載状態まで積み込んでいるダンプが皆無となった訳でもないと思えます。
もう一つダンプで最近問題だと思える内容です。一般の土砂などを積むダンプはショートボデーにより荷台内寸から算出される積載量をクリアしています。ところがそれよりロングボデー(つまり荷台が長い)ダンプがあります。これは産業廃棄物運搬車であり、建築廃材など土砂より比重が小さいものに限定して運搬できるダンプです。(通常荷台に土砂等運搬禁止車両と記しています)ところが、これに土砂を積んで走る姿を見ることは時々あるものです。
それもこれも貨物車を飛ばし急がせる理由として、トヨタが手前勝手に自慢しているカンバン方式の普及がある様に想像されてなりません。いわゆるジャストインタイムですが、遅くても早くてもNG、運転手としてはなるべく早く目的地近くに達し、時間調整したいと心理的な圧力を受け続けるのです。統計的な資料もなく問題視をされたと云うニュースもありませんが、カンバン方式が根底に内在する事故というのも結構ある様に思えてならないというのが私見です。
もう一つ、積荷の積載量の関係です。主にダンプなどで多いのですが、過去は幹線路沿いに検量所が多くあり、ダンプなどの積車重量(カンカンなどと呼称)を検査摘発していました。しかし、現在はほとんど稼働していない様です。また、現在では、道路内に埋め込んだセンサーにより走行中の車重を検出できるものまでが開発されているといいますが、これで摘発されたという事例は聞きません。
確かに過去の高度成長時代に比べ、現在ではダンプの保有台数も減少し、過積載の数は減少しているものと想像します。但し、コボレーンなどの荷こぼれ防止装置を立て、過積載状態まで積み込んでいるダンプが皆無となった訳でもないと思えます。
もう一つダンプで最近問題だと思える内容です。一般の土砂などを積むダンプはショートボデーにより荷台内寸から算出される積載量をクリアしています。ところがそれよりロングボデー(つまり荷台が長い)ダンプがあります。これは産業廃棄物運搬車であり、建築廃材など土砂より比重が小さいものに限定して運搬できるダンプです。(通常荷台に土砂等運搬禁止車両と記しています)ところが、これに土砂を積んで走る姿を見ることは時々あるものです。